From: yamaoka Date: Mon, 17 Oct 2005 12:17:36 +0000 (+0000) Subject: Fix translations. X-Git-Tag: t-gnus-6_17_4-quimby-~296 X-Git-Url: http://git.chise.org/cgi-bin/gitweb.cgi?a=commitdiff_plain;h=5f0898d7054e57b4c172d9adf6e89b29d2d2cfae;p=elisp%2Fgnus.git- Fix translations. --- diff --git a/texi/gnus-ja.texi b/texi/gnus-ja.texi index 6019231..a6d3f43 100644 --- a/texi/gnus-ja.texi +++ b/texi/gnus-ja.texi @@ -16298,8 +16298,8 @@ gnus はただ単にニュースやメールを読む以上のことができます。以下に示す方 素晴らしい Emacs のパッケージの中でも最も素晴らしい @code{ange-ftp} (と その後継の @code{efs}) について触れるのに、ここは良い機会でしょう。私 -が @code{nndir} を書いたときは、これ (ディレクトリーを読むバックエンド) -についてはあまり考えていませんでした。とんでもないことだね。 +が @code{nndir} を書いたときは、これ (ディレクトリーを読むバックエン +ド) についてはあまり考えていませんでした。とんでもないことだね。 @code{ange-ftp} はこの情況を劇的に変化させました。例えばディレクトリー名 として @code{ange-ftp} の様式 @@ -16309,41 +16309,41 @@ gnus はただ単にニュースやメールを読む以上のことができます。以下に示す方 能にするのです。おーい、分散ニュースだぞーっ! @quotation -訳注:「シナ」(原典 @samp{sina}) は China のことか? +(訳注:「シナ」(原典 @samp{sina}) は China のことか?) @end quotation @code{nndir} は @acronym{NOV} ファイル群が存在すればそれらを利用します。 @code{nndir} は「読み出し専用」のバックエンドです---この選択方法では、記 事の削除や期限切れ消去を行なうことはできません。@code{nndir} が使えるも -のなら何でも @code{nnmh} あるいは @code{nnml} を使うことができるので、も -し読み出し専用ではない @code{nndir} が必要だと思ったら、これらのどちらか -の方法に切り替えることもできます。 +のなら何でも、@code{nnmh} あるいは @code{nnml} でも使うことができるので、 +もし読み出し専用ではない @code{nndir} が必要だと思ったら、これらのどちら +かの方法に切り替えることもできます。 @node Anything Groups @subsection なんでもグループ @cindex nneething @code{nneething} は @code{nndir} バックエンド (単一のスプール風ディレク -トリーを読むバックエンド) のほんの少し先にあって、それはどんなディレクト -リーでもニュースグループに見せかけてしまいます。不思議ですが真実です。 +トリーを読むバックエンド) のほんの少し先にあるもので、それはどんなディレ +クトリーでもニュースグループに見せかけてしまいます。不思議ですが真実です。 -@code{nneething} にディレクトリーを与えると、そのディレクトリーを走査し、 -各ファイルに記事番号を割り当てます。そのようなグループに入ったら、 +@code{nneething} にディレクトリーを与えると、そのディレクトリーを走査し +て各ファイルに記事番号を割り当てます。そのようなグループに入ったら、 @code{nneething} は gnus が使える「ヘッダー」を作らなくてはなりません。 -つまるところ gnus はニュースリーダーなんです。忘れてるかもしれないので念 -のため。@code{nneething} はこれを二段階で処理します。最初に、対象となる -それぞれのファイルを覗いてまわります。もしそのファイルが記事のように見え -たなら (すなわち最初の数行がヘッダーのように見えたら) それをヘッダーとし -て使います。もしそれがヘッダーの無いただの適当なファイル (例えば C のソー -スファイル) だったら、@code{nneething} はヘッダーを虚空からでっち上げま -す。これはファイルの所有者、名前および日付を使い、それらの要素を元にでき -ることを何でもやります。 +つまるところ gnus はニュースリーダーなんです。忘れているかもしれないので +念のため。@code{nneething} はこれを二段階で処理します。最初に、対象とな +るそれぞれのファイルを覗いてまわります。もしそのファイルが記事のように見 +えたなら (すなわち最初の数行がヘッダーのように見えたら) それをヘッダーと +して使います。もしそれがヘッダーの無いただの適当なファイル (例えば C の +ソースファイル) だったら、@code{nneething} はヘッダーを虚空からでっち上 +げます。これはファイルの所有者、名前および日付を使い、それらの要素を元に +できることを何でもやります。 これはあなたにとってはすべて自動的に起こることで、あなたはニュースグルー -プにとても良く似た何かを見せられることになるでしょう。ほんとうに寸分違わ -ない、ニュースグループのようなものを。記事を選択すると、それはいつものよ -うに記事バッファーに表示されるでしょう。 +プにとても良く似た何かを見せられることになるでしょう。本当に寸分違わない、 +ニュースグループのようなものを。記事を選択すると、それはいつものように記 +事バッファーに表示されるでしょう。 ディレクトリーを表わしている行を選択すると、gnus はいきなりあなたをこ の @code{nneething} グループのための新しい概略バッファーに連れて行くでしょ @@ -16371,8 +16371,8 @@ gnus はただ単にニュースやメールを読む以上のことができます。以下に示す方 @item nneething-exclude-files @vindex nneething-exclude-files この正規表現に合致するファイルはすべて無視されます。自動保存ファイルなど -を除くのに便利に使えます。そしてそれがまさにディフォルトで行なわれる動作 -です。 +を除外するのに便利に使えます。そしてそれがまさにディフォルトで行なわれる +動作です。 @item nneething-include-files @vindex nneething-include-files @@ -16397,12 +16397,11 @@ gnus はただ単にニュースやメールを読む以上のことができます。以下に示す方 @table @code @cindex Babyl @cindex Rmail mbox - @item babyl Babyl (Rmail) 形式のメールボックス。 + @cindex mbox @cindex Unix mbox - @item mbox 標準 Unix mbox ファイル。 @@ -16413,14 +16412,10 @@ MMDF 形式のメールボックス。 @item news 一つのファイルにまとめられた複数のニュース記事。 -@item rnews @cindex rnews batch files +@item rnews rnews のバッチ転送形式。 -@cindex forwarded messages -@item forward -転送された記事。 - @item nsmail Netscape のメールボックス。 @@ -16436,6 +16431,7 @@ Netscape のメールボックス。 @item lanl-gov-announce ロスアラモス国立研究所 (LANL) Gov Announce からの発表メッセージ。 +@cindex forwarded messages @item rfc822-forward RFC822 で転送されたメッセージ。 @@ -16467,18 +16463,18 @@ Clarinet のニュース項目を要約したまとめ送り。 最後の手段。 @end table -特別な「ファイル種別」である @code{guess} を使うこともできます。これは、 -見ているファイルの種別が何かを @code{nndoc} が推測しようとします。また、 -@code{digest} というファイル種別は、そのファイルがどのまとめ送り形式かを -@code{nndoc} に推測させます。 +特別な「ファイル種別」である @code{guess} を使うこともできます。これを使 +うと、見ているファイルの種別が何かを @code{nndoc} が推測しようとします。 +また、@code{digest} というファイル種別は、そのファイルがどのまとめ送り形 +式かを@code{nndoc} に推測させます。 @code{nndoc} はファイルを書き換えようとしたり、余分なヘッダーを挿入しよ うとしたりはしません---単に、ファイルをそのグループを作る元として使える ようにする、というようなことです。それだけのことです。 -新しくてかっこいい gnus のメールバックエンドに追加したい、保存された古い -記事を持っているなら、おそらく @code{nndoc} が助けになるはずです。例えば、 -新しい @code{nnml} グループに振り分けたいメールが、今は古 +保存された古い記事を持っていて、それを新しくてかっこいい gnus のメールバッ +クエンドに追加したいなら、おそらく @code{nndoc} が助けになるはずです。例 +えば新しい @code{nnml} グループに振り分けたいメールが、今は古 い @file{RMAIL} ファイルにメールがあるとしましょう。そういう場合は、その ファイルを @code{nndoc} を使って開き (グループバッファーで @kbd{G f} 命 令 (@pxref{Foreign Groups}) を使いましょう)、バッファー内の全記事にプロ @@ -16589,44 +16585,45 @@ Clarinet のニュース項目を要約したまとめ送り。 それより後ろのすべてのテキストは完全に無視されます。 @end table -このように、@code{nndoc} はこれらの変数を使って、文書ファイルをそれぞれ -ヘッダーとボディーを持った記事の連なりとして切り分けることができます。し -かし、すべての文書の種別がこのようなニュース風になっているわけではないの -で、さらにヘッダーやボディーを gnus の趣味に合うように変形させる変数が、 -いくらか必要になります。 +このように @code{nndoc} はこれらの変数を使って、文書ファイルをそれぞれヘッ +ダーとボディーを持った記事の連なりとして切り分けることができます。しかし、 +すべての文書の種別がこのようなニュース風になっているわけではないので、さ +らにヘッダーやボディーを gnus の趣味に合うように変形させる変数が、いくら +か必要になります。 @table @code @item prepare-body-function -これがあれば、この関数は記事が要求されたときに呼び出されます。これはボディー -の開始位置のポイントとともに呼び出され、文書の内容の一部がエンコードされ -ている場合に有用です。 +これに関数を設定しておくと、記事が要求されたときに呼び出されます。これは +ボディーの開始位置のポイントを引数として呼び出され、文書にいくつかのエン +コードされた内容物のパートがある場合に有用です。 @item article-transform-function -これがあれば、この関数は記事が要求されたときに呼び出されます。これは、記 -事のヘッダーとボディーの両方により広範囲な変形を行なうために使われるもの -です。 +これに関数を設定しておくと、記事が要求されたときに呼び出されます。これは +記事のヘッダーとボディーの両方に、より広範囲な変形を行なうために使われる +ものです。 @item generate-head-function -これがあれば、この関数は gnus が理解できるヘッダーを生成するために呼び出 -されます。これは記事番号をパラメーターとして呼び出され、問題の記事のきれ -いなヘッダーを生成することを求められます。これはすべての記事のヘッダーが +これに関数を設定しておくと、gnus が理解できるヘッダーを生成するために呼 +び出されます。これは記事番号をパラメーターとして呼び出され、その記事のた +めの良質なヘッダーを生成することを求められます。すべての記事のヘッダーが 要求されるときに呼び出されます。 @item generate-article-function -これがあれば、この関数は Gnus が理解できる完全な記事を生成するために呼び -出されます。これはすべての記事のヘッダーが要求されるときに、記事番号をパ -ラメーターとして呼び出されます。 +これに関数を設定しておくと、gnus が理解できる完全な記事を生成するために +呼び出されます。これはすべての記事のヘッダーが要求されるときに、記事番号 +をパラメーターとして呼び出されます。 @item dissection-function -これがあれば、この関数はそれだけで文書ファイルを記事に切り分けるために呼 -び出されます。これは @code{first-article}, @code{article-begin}, -@code{article-begin-function}, @code{head-begin}, +これに関数を設定しておくと、それだけを使って文書ファイルを記事に切り分け +るために呼び出されます。これは @code{first-article}, +@code{article-begin}, @code{article-begin-function}, @code{head-begin}, @code{head-begin-function}, @code{head-end}, @code{body-begin}, @code{body-begin-function}, @code{body-end}, @code{body-end-function}, @code{file-begin} および @code{file-end} より優先されます。 @end table -私が作った中で最も複雑な例---標準まとめ送り形式を見てみましょう。 +私が出会った中で最も複雑な例を見て下さい。標準まとめ送り形式のためのもの +です: @example (standard-digest @@ -16640,24 +16637,24 @@ Clarinet のニュース項目を要約したまとめ送り。 (subtype digest guess)) @end example -70 文字のダッシュ (`-') の行より前はすべて無視されるというのが分かります。 -また @samp{^End of} で始まる行より後ろもすべて無視されます。各記事 +70 文字のダッシュ (`-') の行より前はすべて無視されるというのが分かります +ね。また @samp{^End of} で始まる行より後ろもすべて無視されます。各記事 は 30 文字のダッシュの行で始まり、ヘッダーとボディーの区切りの行は一個の スペースを含むことがあり、そしてボディーはそれが渡される前 に @code{nndoc-unquote-dashes} を通されます。 -あなた独自の文書定義を @code{nndoc} に接続するには、 -@code{nndoc-add-type} 関数を使用します。これは二つのパラメーターをとりま -す--- 一つ目はその定義自身で、二つ目の (省略可能な) パラメーターはこの定 -義を、文書種別定義連想リストのどこに置くかを指定します。この連想リストは -順番に走査され、与えられた種別 @var{type} に対し -て @code{nndoc-@var{type}-type-p} が呼び出されます。このように文書 -が @code{mmdf} 種別であるかどうかを調べるため -に @code{nndoc-mmdf-type-p} が呼び出され、そして以下同様に続きます。これ -らの種別述語関数は、その文書がその種別でない場合は @code{nil} を返し、そ -の種別である場合は @code{t} を返し、その種別かもしれないときは数値を返さ -なくてはなりません。高い数値は高い可能性を意味し、低い数値は低い可能性を -意味します。@samp{0} は正しい値の中でもっとも低い数値です。 +あなた独自の文書のための定義を @code{nndoc} で使えるようにするには、 +@code{nndoc-add-type} 関数を使って下さい。これは二つのパラメーターをとり +ます--- 一つ目は定義そのもので、二つ目の (省略可能な) パラメーターは、こ +の定義を文書の種別を定義する連想リストのどこに置くかを指定します。この連 +想リストは順番に走査され、与えられた種別 @var{type} に対し +て @code{nndoc-@var{type}-type-p} が呼び出されます。したがって、例え +ば @code{mmdf} という種別であるかどうかを調べるために +は @code{nndoc-mmdf-type-p} が呼び出され、他の種別の場合も同様です。これ +らの種別述語関数は、文書がその種別でない場合は @code{nil} を返し、その種 +別である場合は @code{t} を返し、その種別かもしれないときは数値を返さなく +てはなりません。高い数値は高い可能性を意味し、低い数値は低い可能性を意味 +します。@samp{0} は正しい値の中でもっとも低い数値です。 @node SOUP @subsection SOUP @@ -16665,21 +16662,22 @@ Clarinet のニュース項目を要約したまとめ送り。 @cindex offline PC の世界の人々はよく、「オフライン」ニュースリーダーについて話をしてい -ます。これはリーダーとニュース配送を合体させた、実在するモンスターです。 -内蔵モデムプログラム付きでね。きゃはは! +ます。それらはリーダーとニュース配送を合体させた、奇っ怪なものどもです。 +内蔵モデムプログラム付きでね。うげーっ! -もちろん、我らが Unix キチガイの人間供は @code{uucp} だと -か @code{nntpd} のようなものを使い、神の領域たるメール、ニュースの配送を -正しく設定するのです。そして僕たちはただ普通のニュースリーダーを使います。 +もちろん、我らが Unix キチガイの人間供 (原典: Unix Weenie types of human +beans) は @code{uucp} だとか @code{nntpd} のようなものを使い、神の領域た +るメール、ニュースの配送を正しく設定するのです。そして…、僕たちはただ普 +通のニュースリーダーを使います。 しかし、あなたがとても遅いモデムを持っていてこれらを正しく設定することに -興味が無ければ、脳みそに楽をさせる方をするのも時には便利です。 +興味が無ければ、ほんの少し脳みそに楽をさせる方をするのも時には便利です。 -@sc{soup} と呼ばれるファイル形式はニュースとメールをサーバーから家のマシ -ンへと転送し、それをまた戻すために開発されました。ちょっと面倒くさいかも -しれないけどね。 +@sc{soup} というファイル形式は、ニュースとメールをサーバーから家のマシン +へと転送し、それをまた戻すために開発されました。ちょっと面倒くさいかもし +れないけれどね。 -はじめにいくつか用語を。 +はじめにいくつか用語を: @table @dfn @item server