From: yamaoka Date: Tue, 18 Sep 2007 00:10:58 +0000 (+0000) Subject: Synch with No Gnus (200709172354). X-Git-Tag: ngnus-0_8-doc-ja~55 X-Git-Url: http://git.chise.org/cgi-bin/gitweb.cgi?a=commitdiff_plain;h=75ac8d35b7bada86539580253116f66cab16dbcb;p=elisp%2Fgnus-doc-ja.git Synch with No Gnus (200709172354). --- diff --git a/gnus-ja.texi b/gnus-ja.texi index 6868bc4..874bdcb 100644 --- a/gnus-ja.texi +++ b/gnus-ja.texi @@ -27820,11 +27820,11 @@ Emacs をローカルのマシンで実行していて、非常に細いひもの向こうのマシンか @vindex gnus-nov-is-evil これは @emph{常に} @code{nil} にしておかなければなりません (それがディフォ ルトです)。例えばもし @code{nntp} バックエンドで @acronym{NOV} (後述) を -使わないようにする必要があるなら (@pxref{Crosspost Handling})、これを設 -定する代わりに @code{nntp-nov-is-evil} を @code{nil} 以外の値にして下さ -い。しかし Gnus は @acronym{NNTP} サーバーが @acronym{NOV} をサポートす -るかどうかを自分で調べるので、通常 @code{nntp-nov-is-evil} を設定する必 -要はありません。とにかく Gnus が @acronym{NOV} を利用しないようにすると、 +使わないようにしたい (@pxref{Crosspost Handling}) のであれば、これを設定 +する代わりに @code{nntp-nov-is-evil} を @code{nil} 以外の値にして下さい。 +しかし Gnus は @acronym{NNTP} サーバーが @acronym{NOV} をサポートするか +どうかを自分で調べるので、通常 @code{nntp-nov-is-evil} を設定する必要は +ありません。とにかく Gnus が @acronym{NOV} を利用しないようにすると、 @acronym{NNTP} サーバーから記事のヘッダーを掴み取ってくる動作が、あまり 速くなりません。 @@ -27839,23 +27839,25 @@ Emacs をローカルのマシンで実行していて、非常に細いひもの向こうのマシンか @noindent @acronym{NOV} とは? -@acronym{NOV} は News OverView の略で、記事の簡潔なヘッダーの情報を含む -データを提供します。それらはサーバーが作るものです。@code{nntp} バックエ -ンドでは Gnus は @acronym{NNTP} サーバーが作るものを使いますが、 -@code{nnml} のように Gnus が演じるサーバーでは Gnus 自身が作ります。 -@acronym{NOV} データは一つ以上のテキスト行 (@pxref{Text Lines, ,Motion -by Text Lines, elisp, The Emacs Lisp Reference Manual}) から成り、それぞ -れの行は一つの記事のヘッダー情報を持っています。ヘッダー情報はタブで区切 -られた一連のヘッダーの内容で、記事番号、表題、著者、日付、Message-ID、 -References などを含んでいます。 - -それらのデータは Gnus が概略行を速く生成することを可能にします。しかしサー -バーが @acronym{NOV} をサポートしていなかったり、故意にまたはある理由で -それを使わないようにしてしまうと、Gnus は記事のヘッダーを一つずつ解析す -ることによってヘッダー情報を生成しようとするでしょう。それには時間がかか -ります。したがって、サーバーが間違った @acronym{NOV} データを作るような -理由が無い限り、@code{*-nov-is-evil} を @code{nil} ではない値にすること -は、通常は良い考えではありません。 +@acronym{NOV} は News OverView の略で、ニュースサーバーのヘッダーの一つ +の形式です。それらは記事の簡潔なヘッダーの情報を含むデータを提供します。 +それらはサーバーが自ら作るものです。@code{nntp} バックエンドで +は Gnus は @acronym{NNTP} サーバーが作るものを使いますが、いくつかのサー +バー (特に @code{nnml}) のためには Gnus 自身が作ります。@acronym{NOV} デー +タは一つ以上のテキスト行 (@pxref{Text Lines, ,Motion by Text Lines, +elisp, The Emacs Lisp Reference Manual}) から成り、それぞれの行は一つの +記事のヘッダー情報を持っています。ヘッダー情報はタブで区切られた一連のヘッ +ダーの内容で、記事番号、表題、著者、日付、Message-ID、References などを +含んでいます。 + +それらのデータは Gnus が概略行をすばやく生成することを可能にします。しか +しサーバーが @acronym{NOV} をサポートしていなかったり、故意にまたはある +理由でそれを使わないようにしてしまうと、Gnus はそれぞれの記事のヘッダー +を一つずつ解析することによってヘッダー情報を生成しようとするでしょう。そ +れには時間がかかります。したがって、サーバーが間違った @acronym{NOV} デー +タを作ることがわかっている場合以外は、 +@code{*-nov-is-evil} を @code{nil} ではない値にすることは、通常は良い考 +えではありません。 @node Slow Terminal Connection @subsection 遅いターミナル接続