From: nakaji Date: Fri, 10 Jan 2003 06:39:33 +0000 (+0000) Subject: new file, Japanese translation of README.ja. X-Git-Tag: semi-1_14_6~32 X-Git-Url: http://git.chise.org/cgi-bin/gitweb.cgi?a=commitdiff_plain;h=d9af86bce5f9a898fabdcaa606dae2a086922426;p=elisp%2Fsemi.git new file, Japanese translation of README.ja. Contributed by SHIMAOKA Shunsuke. --- diff --git a/README.ja b/README.ja new file mode 100644 index 0000000..ca4fa69 --- /dev/null +++ b/README.ja @@ -0,0 +1,259 @@ +[README for SEMI kernel package (日本語版)] + +SEMIとは? +========= + + SEMIはGNU Emacsに対してMIME機能を提供するライブラリです。 + MIMEは、メッセージ内にプレーンテキスト(ASCII)以外の内容やヘッダを + 含むものに関して提案されたインターネット規格です。 + + RFC 2045 : Internet Message Bodies + RFC 2046 : Media Types + RFC 2047 : Message Header Extensions + RFC 2048 : MIME Registration Procedures + RFC 2049 : MIME Conformance + + SEMIは、以下の機能を持っています: + + - MIME message viewer (mime-view-mode) (RFC 2045 .. 2049) + - MIME message composer (mime-edit-mode) (RFC 2045 .. 2049) + + MIME message viewerとMIME message compiserはさらに次の特徴を持って + います: + + - filename handling by Content-Disposition field (RFC 1806) + - PGP/MIME security Multiparts (RFC 2015) + - application/pgp (draft-kazu-pgp-mime-00.txt; obsolete) + - text/richtext (RFC 1521; obsolete; preview only) + - text/enriched (RFC 1896) + - External method configuration by mailcap (RFC 1524) + + このパッケージにはMUAsに関するMIME拡張は含まれていないことに注意して + ください。これらは、別のパッケージとして配布されています。 + +必要な環境 +========== + + SEMIは、XEmacs 21.1以降、およびGNU Emacs 20.4以降に対応しています。 + + SEMIは、GNU Emacs 19.28またはXEmacs 19.14よりも古いものについては、 + 一切対応していません。加えて、SEMIはMule 1, Mule 2およびGNU Emacs + 20.1/20.2などで実装されているbyte-indexingでは動作しません。 + + SEMIは、Emacs 19.29から19.34, XEmacs 19.15またはXEmacs 20.2について + も対応はしていませんが、動くかもしれません。 + + SEMIは、APEL ( 9.22以降 )とFLIM ( 1.14.2以降 )のpackageを必要としま + す。 SEMIをインストールする前に、これらをインストールしてください。 + APEL packageは、以下で入手可能です。: + + ftp://ftp.m17n.org/pub/mule/apel/ + + そして、FLIM packageは、以下で入手可能です。: + + http://www.kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp/~tomo/comp/emacsen/lisp/ + flim/flim-1.14/ + + PGP/MIME と application/pgp は、mailcrypt かtiny-pgpを必要とします。 + +インストール +============ + +(a) 展開した場所で実行する + + もし、他のディレクトリにインストールすることを望まないならば、以下の + みを実行してください。: + + % make + + あなたはemacsコマンド名を指定することが可能です。例えば、 + + % make EMACS=xemacs + + もし、`EMACS=...' が省略されると、EMACS=emacsが用いられます。 + +(b) make install + + もしあなたが、他のディレクトリにインストールすることを望むならば、以下 + を実行してください。: + + % make install + + あなたはemacsコマンド名を指定することが可能です。例えば、 + + % make install EMACS=xemacs + + もし、`EMACS=...' が省略されると、EMACS=emacsが用いられます。 + + あなたは、Emacs Lispプログラムとシェルスクリプトに関するディレクトリ階 + 層の接頭語を指定することができます。たとえば、: + + % make install PREFIX=~/ + + もし、`PREFIX=...' が省略されると、指定したemacsコマンドのディレクトリ + 階層の接頭語が使用されます。(たぶん、/usr/local) + + 例えば、もし、PREFIX=/usr/local および、EMACS 19.34が指定されると、以 + 下のようなディレクトリ階層が作成されるでしょう。: + + /usr/local/share/emacs/19.34/site-lisp/ --- emu + /usr/local/share/emacs/site-lisp/apel/ --- APEL + /usr/local/share/emacs/site-lisp/flim/ --- FLIM + /usr/local/share/emacs/site-lisp/semi/ --- SEMI + + あなたは、site-lispのディレクトリを指定することができます。例えば、 + + % make install LISPDIR=~/share/emacs/lisp + + もし、`LISPDIR=...' が省略されると、指定したemacsコマンドのsite-lisp + ディレクトリが使用されます。(たぶん、/usr/local/share/emacs/site-lisp + または、 /usr/local/lib/xemacs/site-lisp) + + もし、emuモジュール( APEL packageに含まれている )が一般的ではないディ + レクトリにインストールされている場合には、あなたは、これらがどこで見付 + けられるか指定する必要があります。: + + % make install VERSION_SPECIFIC_LISPDIR=~/elisp + +(c) XEmacs packageとしてのインストール + + もしあなたが、XEmacs packageのディレクトリにインストールすることを望む + ならば、以下を実行してください。: + + % make install-package + + あなたは、emacs commandの名前を指定することができます。たとえば、: + + % make install-package XEMACS=xemacs-21 + + もし、`XEMACS=...' が省略されると、XEMACS=xemacsが用いられます。 + + あなたは、packageのディレクトリを指定することができます。たとえば、: + + % make install PACKAGEDIR=~/.xemacs + + もし、`PACKAGEDIR=...' が省略されると、最初に存在するpackageのディレク + トリが使用されます。 + + XEmacs packageシステムは、XEmacs 21.0以降を必要とすることに注意してく + ださい。 + +(a,b,c) + + あなたは、${archive}/SEMI-CFG というファイルを書き換えることにより、 + 他のオプションの設定を指定することができます。 + ${archive}/README.en と${archive}/SEMI-CFG のコメントを読んでください。 + +初期化 +====== + +(a) load-path + + もし、あなたがEmacs かMule を使用しているならば、load-pathにemu, apel, + flim, およびsemi のディレクトリを加えてください。もし、デフォルトの設定 + でインストールしたならば、例えば、subdirs.elに以下のように書くことがで + きます。: + + -------------------------------------------------------------------- + (normal-top-level-add-to-load-path + '("apel" "flim" "semi")) + -------------------------------------------------------------------- + + もし、あなたがXEmacs を使用しているのであれば、load-pathに関して必要な + 設定はありません。 + +(b) mime-setup + + あなたの~/.emacsに以下の記述を追加してください。: + + (load "mime-setup") + +付属資料 +======== + + SEMIを使い始めるために、${archive}/README.en を読んでください。 + + RFC 822, 1524, 1806, 1847, 1896, 2015, 2045, 2046, 2047, 2048 および + 2049 はanonymous ftpを経由して入手可能です。: + + ftp://ftp.merit.edu/internet/documents/rfc/ + +メーリングリスト +================ + + もし、あなたが、バグレポートおよび/または改良のための提案を書く場合には、 + それらをEMACS-MIMEメーリングリストに送ってください。 + + emacs-mime-en@m17n.org (英語) + emacs-mime-ja@m17n.org (日本語) + + EMACS-MIME MLを経由して、あなたは SEMIのバグを報告することや、SEMIの最新 + 版の入手、SEMIの将来の強化について議論することなどができます。 + EMACS-MIME MLに加入するためには、空のメールを以下に送信してください。 + + emacs-mime-en-ctl@m17n.org (英語) + emacs-mime-ja-ctl@m17n.org (日本語) + + ここで、morioka@jaist.ac.jpなどの作者(達)に直接メールを送信してはならない + ことに注意してください。なぜなら、あなたの問題は、他の環境に生じるかもしれ + ないからです。(そうでなければそれはSEMIのバクでは無く、あなたの問題である + かもしれません。) 我々は、 EMACS-MIMEメーリングリスト内で議論します。 + とりあえず、作者への直接のメールは無視されるかもしれません。 EMACS-MIMEメ + ーリングリストにメールを送信してください。 + +CVSに基づいた開発 +================= + + もしあなたがCVSに基づいた開発に参加したいと思うならば、以下のアドレスに、 + あなたのアカウント名とsshのpublic keyを添えたメールを送信してください。 + + cvs@cvs.m17n.org + + cvsrootは、:ext:cvs@cvs.m17n.org:/cvs/root です。 + + もし、あなたがssh を使用できないのであれば、 UNIX の/etc/passwd 型に暗号 + 化されたパスワードを送信してください。あなたはcvsrootに + :pserver:@cvs.m17n.org:/cvs/root. + として参加することができます。 + + 我々は、あなたが開かれた開発に参加してくださることを期待しています。 + +作者 +==== + +元の作者 + + MORIOKA Tomohiko + (SEMIのいろいろな部分とmime-viewの作者。) + UMEDA Masanobu + (emacs-mime-toolsのmime.elの作者。mime.elはSEMIのmeme-edit.el + の原型です。) + +他の作者 + + Shuhei KOBAYASHI + (たくさんのコードとsignature.elの主要な作者) + MASUTANI Yasuhiro + (mime-play.elのanonymous ftpコード) + OKABE Yasuo + (mime-partial.el と signature.elの主要な作者) + + Steinar Bang + Steven L. Baur + Kevin Broadey + Alastair Burt + Eric Ding + Thierry Emery + Simon Josefsson + Jens Lautenbacher + Carsten Leonhardt + Pekka Marjola + Hisashi Miyashita + Kazuhiro Ohta + Alexandre Oliva + Fran苡is Pinard + Artur Pioro + Artur Pioro + Dan Rich + (XEmacsと共にmime-image.elを発展させるために寄与) + Katsumi Yamaoka