[FLIM の README (日本語版)] FLIM とは? =========== FLIM はメッセージ表現と符号化に関する基礎的な機能を提供するライブラ リーです。以下のモジュールから構成されています: std11.el --- STD 11 (RFC 822) の解析器とユーティリティー mime.el --- MIME ライブラリー mime-def.el --- MIME の様式に関する定義 mime-parse.el --- MIME 解析器 mel.el --- MIME 符号器/復号器 mel-b-dl.el --- base64 (B-encoding) 符号器/復号器 (Emacs 20 の動的読み込み機能付き用) mel-b.el --- base64 (B-encoding) 符号器/復号器 (他の emacs 環境用) mel-q.el --- quoted-printable と Q-encoding 符号器/復号器 mel-ccl.el --- CCL を使った base64 (B-encoding), quoted-printable と Q-encoding の符号器/復号器 mel-u.el --- uuencode のための非公式モジュール mel-g.el --- gzip64 のための非公式モジュール eword-decode.el --- encoded-word 復号器 eword-encode.el --- encoded-word 符号器 mailcap.el --- mailcap 解析器とユーティリティー インストール ============ (0) インストールする前に、APEL パッケージ (9.12 以降) をインストールしてください。APEL パッケージは以下のところで取得で きます: ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/GNU/elisp/apel/ (1-a) 展開した場所で実行 他のディレクトリーにインストールしたくないなら、以下のことだけをやっ てください: % make emacs のコマンド名を指定することができます。例えば、 % make EMACS=xemacs `EMACS=...' が省略されると、Emacs=emacs が使われます。 (b) make install 他のディレクトリーにインストールしたいなら、以下のことをしてください: % make install emacs のコマンド名を指定することができます。例えば、 % make install EMACS=xemacs `EMACS=...' が省略されると、Emacs=emacs が使われます。 Emacs Lisp プログラムとシェルスクリプトのためのディレクトリー木の接 頭辞 (prefix) を指定することができます。例えば、 % make install PREFIX=~/ `PREFIX=...' が省略されると、指定された emacs コマンドのディレクトリー 木の接頭辞が使用されます (おそらく /usr/local です)。 例えば、PREFIX=/usr/local と Emacs 19.34 が指定されれば、以下のディレ クトリー木が作成されます。 /usr/local/share/emacs/site-lisp/flim/ --- FLIM Emacs Lisp プログラムのための lisp ディレクトリーを指定することがで きます。例えば、: % make install LISPDIR=~/share/emacs/elisp `LISPDIR=...' が省略されると、指定された emacs のコマンドの site-lisp ディレクトリーが使われます (おそらく /usr/local/share/emacs/site-lisp か /usr/local/lib/xemacs/site-lisp) です。 emu モジュール (APEL パッケージに入っています) が標準でないディレク トリーにインストールされている場合は、それらのある場所を指定する必要 があります。例えば、: % make install VERSION_SPECIFIC_LISPDIR=~/elisp どのファイルが emu モジュールか apel モジュールの一部なのか、それら がどこにインストールされるかを知りたいときは、次のようなコマンドを入 力することができます。 % make what-where LISPDIR=~/elisp VERSION_SPECIFIC_LISPDIR=~/elisp ファイル FLIM-CFG を編集することで他の選択自由な設定を指定することが できます。その中のコメントを読んでください。 (1-c) XEmacs のパッケージとしてインストールする XEmacs のパッケージディレクトリーにインストールする場合は、以下のこ とをしてください: % make install-package emacs のコマンド名を指定することができます。例えば、 % make install-package XEMACS=xemacs-21 `XEMACS=...' が省略されると、XEMACS=xemacs が使用されます。 パッケージのディレクトリーを指定することができます。例えば: % make install PACKAGEDIR=~/.xemacs `PACKAGEDIR=...' が省略されると、存在するパッケージディレクトリーの 最初のものが使われます。 XEmacs のパッケージシステムは XEmacs 21.0 かそれ以降を要求することに 注意してください。 load-path (Emacs と MULE 用) ============================= Emacs か Mule を使っているなら、FLIM のディレクトリーを load-path に追加してください。初期設定でインストールしたなら、次のよ うに subdirs.el を書くことができます。例: -------------------------------------------------------------------- (normal-top-level-add-to-load-path '("apel" "flim")) -------------------------------------------------------------------- XEmacs を使っているなら、load-path を設定する必要はありません。 バグ報告 =========== バグ報告や改善の提案を書いたときは、是非 tm メーリングリストに送って ください: bug-tm-en@chamonix.jaist.ac.jp (英語) bug-tm-ja@chamonix.jaist.ac.jp (日本語) tm ML を通して、FLIM のバグを報告したり、FLIM の最新のリリースを取得 したり、FLIM の将来の拡張の議論をしたりすることができます。tm ML に 参加するには、空の電子メールを tm-en-help@chamonix.jaist.ac.jp (英語) tm-ja-help@chamonix.jaist.ac.jp (日本語) に送ってください。