X-Git-Url: http://git.chise.org/gitweb/?a=blobdiff_plain;f=INSTALL.ja;h=bc97d276700bcdd3cbdd0a2f621bde74e881e726;hb=refs%2Fheads%2Fmaster;hp=5ff07c6e34cd8a606f8068167fdbbabbf9bc537a;hpb=dc5f020fc1f620e945327aa0413bd25f2f2d2d26;p=elisp%2Fwanderlust.git diff --git a/INSTALL.ja b/INSTALL.ja index 5ff07c6..bc97d27 100644 --- a/INSTALL.ja +++ b/INSTALL.ja @@ -2,99 +2,121 @@ Wanderlust のインストール方法 Kaoru Takahashi 高橋郁, - Yuuichi Teranishi 寺西裕一 + Yuuichi Teranishi 寺西裕一, + Tsunehiko Baba 馬場恒彦 -MIME用モジュールのインストール -============================== +必要条件 +======== - Wanderlust を使うためには、以下のどちらかの MIME 用モジュールをイン - ストールしておく必要があります。機能が充実している SEMI の使用をお勧 - めします。 + Wanderlust がサポートする Emacsen を以下に示します。 - SEMI (1.13.4 以上) - tm (8.7 以上) + Mule 2.3 based on Emacs 19.34 + Emacs 20.1 以降 + XEmacs 20.4 以降 - Emacs 19.28 以前をベースとした Mule をお使いの場合は tm をインストー - ルしてください。SEMI は動きません。 + Wanderlust を使うためには、以下に示すMIME用モジュールをインストールし + ておく必要があります。 - Emacs 19.34 ベースの Mule では SEMI を動作させることも可能です。 - 下記のページが参考になります。 + SEMI (1.14.6 以降) + FLIM (1.14.9 以降) - http://www.jpl.org/elips/INSTALL-SEMI-ja.html + Wanderlust および MIME用モジュールを使うためには APEL をインストールし + ておく必要があります。APEL は常に最新版を使うことを推奨します。 + + APEL (10.6 以降) + + +MIME用モジュールの選択 +====================== + + 主な Emacsen について推奨する APEL, FLIM, SEMI の組合せを以下に示します。 + (a) XEmacs 21.1 以降 -(a) SEMI のインストール + APEL 10.8, FLIM 1.14.9, SEMI 1.14.6 - SEMI には APEL, FLIM と呼ばれるパッケージも必要です。 - 推奨される APEL, FLIM, SEMI の組合せは以下の通りです。 + 可能ならば XEmacs のパッケージとしてインストールすることをお勧めします。 - APEL 10.2, FLIM 1.12.7, SEMI 1.13.4 - または、 - APEL 10.2, FLIM 1.13.2, SEMI 1.13.7 + (b) Emacs 20.4 以降 - APEL 10.2 と FLIM 1.12.7 の組合せでは、FLIM 1.12.7 のコンパイル時に + APEL 10.8, FLIM 1.14.9, SEMI 1.14.6 - Please install latest APEL 7.3 or later. - - というエラーが発生する場合があります。この場合、FLIM-CFG の以下の行を - コメントアウトして下さい。 + (c) Emacs 20.1〜20.3 - (or (fboundp 'write-region-as-binary) - (error "Please install latest APEL 7.3 or later.")) - (or (fboundp 'insert-file-contents-as-binary) - (error "Please install latest APEL 7.3 or later.")) + APEL 10.8, CLIME 1.14.6, SEMI 1.14.6 - APEL, FLIM, SEMI, パッケージはそれぞれ以下の URL で入手可能です。 + FLIM が動きませんので、代わりに CLIME をインストールしてください。 - APEL: ftp://ftp.m17n.org/mule/apel/ - FLIM: ftp://ftp.m17n.org/mule/flim/ - SEMI: ftp://ftp.m17n.org/mule/semi/ + (d) Emacs 19.34 (Mule 2.3) - APEL, FLIM, SEMI の順にインストールしてください。基本的にすべて + APEL 10.8, CLIME 1.14.6, SEMI 1.14.6 + + Emacs 19.34 ベースの Mule では SEMI を動作させることが可能です。下記 + のページが参考になります。 + + http://www.jpl.org/elips/INSTALL-SEMI-ja.html + + +MIME用モジュールのインストール +============================== + + パッケージはそれぞれ以下の URL で入手可能です。 + + APEL: ftp://ftp.m17n.org/pub/mule/apel/ + FLIM: ftp://ftp.m17n.org/pub/mule/flim/ + CLIME: ftp://ftp.jpl.org/pub/m17n/ + SEMI: ftp://ftp.m17n.org/pub/mule/semi/ + + APEL, FLIM(CLIME), SEMI の順にインストールしてください。基本的にすべて make install の実行で済むはずです。 詳しいインストールの方法は各パッケージに添付されているドキュメント (README.ja, README.en) を参照してください。 - その他、FLIM, SEMI にはいろいろな変形バージョンが存在しますが、 - それらのいずれも利用することが可能です。 - 基本的に最新版の組合せなら動作するはずです。 - 例えば、以下の組合せの動作が確認されています。 + その他、FLIM, SEMI にはいろいろな変形バージョンが存在しますが、それら + のいずれも利用することが可能です。基本的に最新版の組合せなら動作するは + ずです。 - APEL 10.2, Chao 1.14.1, REMI 1.14.1 + 例えば、以下の組合せの動作が確認されています。 -(b) tm のインストール + APEL 10.6, SLIM 1.14.9, SEMI 1.14.5 + APEL 10.6, CLIME 1.14.5, EMIKO 1.14.1 - tm 8.7 以降のバージョンが必要です。入手先を以下に示します。 + APEL, FLIM, SEMI のバージョンアップを行った場合は、Wanderlust をインス + トールし直してください。 - http://cvs.m17n.org/tomo/comp/emacsen/tm/tm-8/ - 詳しいインストールの方法はパッケージに添付されているドキュメント - (README.en) を参照してください。 +環境の確認 +========== - tm 8.8 以前のバージョンでは、 + Wanderlust のインストールの前に環境の確認をすることを推奨します。 - Use tm-8.x with APEL 10.2 or later + % make check + または + % make EMACS=xemacs check - というエラーがでることがあります。この場合、APEL 10.2 以降をイ - ンストールしてください。 + で APEL, FLIM, SEMI のチェックを含んだ環境テストが行えます。 - APEL: ftp://ftp.m17n.org/mule/apel/ + 新しい APEL, FLIM, SEMI がインストールされていても、load-path 上に古い + ものが残っている場合にはトラブルの原因となります。load-path 上で重複し + たファイルを探すには M-x list-load-path-shadows が便利です。 通常のインストール ================== -(a)Makefile の編集 +(a)Makefile, WL-CFG の編集 Makefile は、EMACS, LISPDIR の部分を編集してください。 - EMACS 使用している Emacs のコマンド名を指定 - LISPDIR インストール先を指定 + EMACS 使用している Emacs のコマンド名を指定 + LISPDIR インストール先を指定 LISPDIR は特に指定しなくても (NONE のままでも) 自動的にインストール 先を検出します。 + 必要なら WL-CFG を編集してください。 INFO の言語の指定などができます。 + (b)バイトコンパイル・インストール 以下を実行してください。 @@ -102,8 +124,7 @@ MIME用モジュールのインストール % make % make install - このとき、Emacs 19.28 ベースの Mule 2.3 など subdirs.el のない Emacs - では、 + このとき、subdirs.el のない Emacs では、 Cannot open load file: mime-setup @@ -122,7 +143,7 @@ XEmacs のパッケージとしてインストール の設定、アイコンのパス設定を個人の .emacs に記述しなくても Wanderlust を正常に起動できるようになります。 -(a)Makefile の編集 +(a)Makefile, WL-CFG の編集 Makefile は、XEMACS, PACKAGEDIR の部分を編集してください。 @@ -132,6 +153,7 @@ XEmacs のパッケージとしてインストール PACKAGEDIR は特に指定しなくても (NONE のままでも)、SEMI がインストー ルされていれば自動的に検出されます。 + 必要なら WL-CFG を編集してください。 INFO の言語の指定などができます。 (b)バイトコンパイル・インストール @@ -146,7 +168,7 @@ XEmacs のパッケージとしてインストール load-path の設定 ================ - Emacs 20.3 以降もしくは XEmacs 使って普通にインストールした場合は、 + Emacs 20.3 以降もしくは XEmacs を使って普通にインストールした場合は、 load-path を設定する必要はありません。 Emacs 20.2 以前をお使いなら、Wanderlust を install した場所を @@ -160,9 +182,6 @@ load-path の設定 '("apel" "flim" "semi" "wl")) -------------------------------------------------------------------- - Emacs 19.28 以前では subdirs.el を使うことができませんので、サイトの - 初期設定ファイルなどで load-path を設定してください。 - マニュアルのインストール ======================== @@ -185,9 +204,9 @@ load-path の設定 Wanderlust の設定ファイルには、 - ~/.addresses アドレス帳 - ~/.folders フォルダ設定 ~/.wl Wanderlust の設定 (起動時に読み込まれる) + ~/.folders フォルダ設定 + ~/.addresses アドレス帳 (無くても起動できる) の三つがあります。 @@ -196,3 +215,8 @@ load-path の設定 各自でホームディレクトリにコピーして編集するなどしてください。 詳しい設定は Info を御覧ください。 + + +Local Variables: +fill-column: 72 +End: