X-Git-Url: http://git.chise.org/gitweb/?a=blobdiff_plain;f=NEWS.ja;h=169ea91106047d1763ea09653c16c1849985aba2;hb=b9b3d37bba86a79649ec5765b0c5af929d696000;hp=2e15bf64cdfce2e26c3f01335447e58b79fbc8d9;hpb=44b3327c7b39be4c6bb4990208663a9d28d415f0;p=elisp%2Fwanderlust.git diff --git a/NEWS.ja b/NEWS.ja index 2e15bf6..169ea91 100644 --- a/NEWS.ja +++ b/NEWS.ja @@ -1,50 +1,138 @@ Wanderlust NEWS (日本語版) -- User-visible changes in Wanderlust. -* 2.10.1 から 2.12.0 への変更点 +* 2.14.x から 2.16.0 への変更点 -** idle-timer を利用してドラフトバッファの自動保存を実行します。 - 変数 `wl-auto-save-drafts-interval' で挙動を変えられます。 +** pipe でのコピーで新規メッセージが取り込めなくなるバグが修正されました。 -** 'H' キー(ヘッダ全表示) および 'M' キー(MIMEなし表示)がトグルになりました。 - また、'M' で表示したメッセージを引用できるようになりました。 +** サマリのソート順に複数の条件を指定出来るようになりました。 + "," 区切りで条件を並べて下さい。 -** サマリを並べ替え条件の逆順でソートできるようになりました。 +** ネットワークフォルダ名の解析を厳密に行うようになりました。 -** メッセージバッファで複数行にわたる長いヘッダを省略表示します。 +** リファイル処理の最適化 + filter, pipe, multi フォルダを解釈し、最適な方法を選択します。 -** 新規 hook - wl-draft-reply-hook - wl-summary-reply-hook - wl-draft-forward-hook - wl-summary-forward-hook - wl-draft-kill-pre-hook - wl-summary-resend-hook +** bsfilter 処理の高速化 -** 廃止された hook - wl-reply-hook +** maildir フォルダの処理の高速化 -** サマリバッファの永続マークの文字列が変更されました。 - デフォルトの設定ではキャッシュの有無を大文字小文字で示します。 +** IMAP4 非同期リテラル(RFC 2088)に対応 -** 送信確認の際にドラフトのプレビューを表示するようになりました。 +** サマリバッファでメッセージにマークをつけた時にスレッドを開きます。 -** ドラフトのプレビューの際に送信パラメータを表示するようになりました。 - 詳しくは変数 wl-draft-preview-attributes の説明を見て下さい。 +** wl-summary-display-raw が追加されました。 -** wl-biff-use-idle-timer を設定すると biff が idle-timer で走ります。 +** EasyPG (http://www.easypg.org) が利用可能であれば使います。 -** wl-draft-kill は yes-or-no-p で確認を求めるようになりました。 +** namazu フォルダは機能を拡張した search フォルダに置き換えられました。 + namazu 以外の外部プログラムを使った検索が出来るようになりました。デ + フォルトでは、grep での検索がサポートされています。 -** サマリで一定以上深いスレッドは分割されます。 - 変数 wl-summary-max-thread-depth で限界を変更できます。 +** archive フォルダの既存のメッセージを上書きしてしまう問題が修正されました。 + メッセージを追加する処理にバグが存在していました。 -** Emacs multi-tty support に対応しました。 - (http://lorentey.hu/project/emacs.html) +* 2.14.0 から 2.14.1 への変更点 + 2.14.1 は、2.14.0 のバグ修正版です。 -** サマリの並べ替え条件に 'size' が追加されました。 - メッセージサイズによるサマリの並べ替えが可能になりました。 +** Maildir で表示順序が正しくないバグが修正されました。 -** 変数 wl-refile-policy-alist は廃止されました。 +** アクセスフォルダのアイコンが表示されます。 + +* 2.12.2 から 2.14.0 への変更点 + +** 新しいフォルダ型 access フォルダが追加されました。 + 指定されたフォルダの配下のサブフォルダを仮想的に一つのフォルダとして扱え + るようにするフォルダです。 + +** フォルダのアップデートが高速化されました。 + リストの差分を計算する関数が書き直され、特に多くのメッセージを含むフォ + ルダでの動作が高速になりました。 + +** 新しいイベントハンドリング機能が追加されました。 + +** ドラフトフォルダに IMAP フォルダを指定している場合の不具合が改善されました。 + オフライン状態でドラフトを保存するときの挙動にバグがありましたが、新しい + イベントハンドリング機能を用いて修正されました。 + +** `Shimbun' のサマリが動的に更新されます。 + いくつかの shimbun フォルダは、サマリの情報が正しくありません。 + このバージョンから、メッセージを取りよせたときの情報を用いてサマリが + 自動的に修正されるようになりました。この実装には、新しいイベントハンド + リング機能が用いられています。 + +** その他多くのバグ修正。 + +* 2.12.0 から 2.12.1 への変更点 + 2.12.1 は、2.12.0 のバグ修正版です。 + +** Windows で Maildir が使えるようになりました。 + ただし、規格に則っていませんので、UNIX 上の Maildir と互換性がありません。 + +** フィルタフォルダ等でのキャッシュマーク不整合の不具合が解消されました。 + キャッシュされてもキャッシュされていない表示となる場合がありましたが + 修正されました。 + +** フラグが新規のまま変更されなくなる場合があるバグの修正。 + +** Maildir で複数メッセージ移動時、フラグが正しく引き継がれないバグの修正。 + 最初のメッセージしかフラグが引き継がれませんでしたが、修正されました。 + +** 入れ子になったメッセージの IMAP による表示時の不具合が解消されました。 + 入れ子になったメッセージをパートフェッチした場合、ヘッダが表示されない + 場合がありましたが、正しく表示されるようになりました。 + +** %INBOX のサブフォルダに %INBOX 自体が含まれない場合がある問題に対処しました。 + cyrus-imapd で、当該の問題が出ていましたが修正されました。 + +** フラグが、検索時等の補完候補として現れるようになりました。 + +** Folder mode でアクセスグループ "@/" の展開が正しく動作します。 + +** フラグ名によっては間違ったフラグフォルダが作成される問題が修正されました。 + フラグに [a-z]以外の文字を使ったときの問題に対処しました。 + +** ドラフトの自動保存時にエラーになってしまう問題が修正されました。 + +** アドレスマネージャを起動した際にエラーになる問題が修正されました。 + 本文に To: 等の文字列があるとエラーが発生していましたが、修正されました。 + +** フィルタフォルダからのコピー等でフラグが保存されない問題が修正されました。 + +** 新規オプション wl-summary-resend-use-cache が追加されました。 + オフライン状態でもキャッシュを用いた再送(resend)ができます。 + +** 新規オプション elmo-network-session-idle-timeout が追加されました。 + 指定した時間以上アイドル状態となったセッションを再利用しません。 + +** 'H' や 'M' でのメッセージ再表示が効率化されました。 + 再表示時に MIME の構造、バッファを再利用するようになりました。 + +** ドラフトのプレビュー時に表示される属性表示が netnews に対応しました。 + +* 2.10.1 から 2.12.0 への変更点 + +** メッセージデータベースの構造が改善されました。 + 以下の設定をすれば、フォルダ選択時に自動的に旧来のタイプの msgdb を + 新しいタイプのものに変換します。 + (setq elmo-msgdb-default-type 'standard + elmo-msgdb-convert-type 'auto) + 初期値は、上記の通りとなっています。 + +** 一時マークと、それに対するアクションを自由に定義できるようになりました。 + + デフォルトでは以下のマークとアクションを定義しています。 + 従来から引き継がれたマークとアクション + "o" refile (従来のリファイルと同じ) + "O" copy (従来のコピーと同じ) + "d" dispose (旧 delete, D マーク。wl-trash-folder に移動。 + wl-dispose-folder-alist の値により挙動が決まる。) + 新たに追加されたマークとアクション + "D" delete (いきなり消去) + "i" prefetch (プリフェッチ) + "~" resend (再送) + サマリで x キーを押すとマークに対応したアクションがすべて実行されます。 + マークとアクションは、新規変数 wl-summary-mark-action-list によって定義 + できます。詳しくは同変数の docstring を参照してください。 ** スパムフィルタモジュールが新たに追加されました。 以下のスパムフィルタに対応しています。 @@ -55,18 +143,6 @@ Wanderlust NEWS (日本語版) -- User-visible changes in Wanderlust. SpamOracle 正規表現によるヘッダ検査 -** バッチ処理用のモジュールが新たに追加されました。 - -** メッセージデータベースの構造が改善されました。 - 以下の設定をすれば、msgdb 再構築(サマリバッファで s all RET)時に旧来の - タイプの msgdb を新しいタイプのものに変換します。 - (setq elmo-msgdb-default-type 'standard - elmo-msgdb-convert-type 'sync) - -** ドラフトの保存機能が改善されました。 - IMAP フォルダや、Maildir フォルダを wl-draft-folder に指定できるように - なりました。 - ** 'mark フォルダは改名され、'flag フォルダになりました。 これに関連して、'flag フォルダのサマリで元メッセージがどこにあるかを help-echo として表示するようになりました(これのふるまいは @@ -79,6 +155,10 @@ Wanderlust NEWS (日本語版) -- User-visible changes in Wanderlust. サマリにおいて、返信したメッセージに A マーク(キャッシュなしの場合) もしくは a マーク(キャッシュありの場合) が表示されます。 +** 転送済みマーク F,f が追加されました。 + サマリにおいて、転送したメッセージに F マーク(キャッシュなしの場合) + もしくは f マーク(キャッシュありの場合) が表示されます。 + ** フォルダの検索条件に、'フラグ' (メッセージの状態) が追加されました。 フラグには、unread(未読), important(重要), answered(返信済み), digest (未読または重要), any (未読または重要または返信済み)があります。 @@ -86,40 +166,53 @@ Wanderlust NEWS (日本語版) -- User-visible changes in Wanderlust. メッセージのみが出現します。 /flag:digest/%inbox -** マルチフォルダとオリジナルフォルダの状態が同期されるようになりました。 - 例えば、+inbox の未読情報が、*+inbox,+outbox にも反映されます。 +** ドラフトの保存機能が改善されました。 + IMAP フォルダや、Maildir フォルダを wl-draft-folder に指定できるように + なりました。 -** 一時マークと、それに対するアクションを自由に定義できるようになりました。 +** idle-timer を利用してドラフトバッファの自動保存を実行します。 + 変数 `wl-auto-save-drafts-interval' で挙動を変えられます。 - デフォルトでは以下のマークとアクションを定義しています。 - 従来から引き継がれたマークとアクション - "o" refile (従来のリファイルと同じ) - "O" copy (従来のコピーと同じ) - "d" dispose (旧 delete, D マーク。wl-trash-folder に移動。 - wl-dispose-folder-alist の値により挙動が決まる。) - 新たに追加されたマークとアクション - "D" delete (いきなり消去) - "i" prefetch (プリフェッチ) - "~" resend (再送) - サマリで x キーを押すとマークに対応したアクションがすべて実行されます。 - マークとアクションは、新規変数 wl-summary-mark-action-list によって定義 - できます。詳しくは同変数の docstring を参照してください。 +** 'H' キー(ヘッダ全表示) および 'M' キー(MIMEなし表示)がトグルになりました。 + また、'M' で表示したメッセージを引用できるようになりました。 -** 関数 wl-summary-resend-message は廃止されました。その代わりに - wl-summary-resend を使えば再送マークを付けることができます。 +** non-MIME PGP メッセージの検証、復号化のためのコマンドが追加されました。 + メッセージバッファにおいて C-c:v, C-c:d でそれぞれ検証、復号化します。 -** 新規 face +** サマリを並べ替え条件の逆順でソートできるようになりました。 - wl-highlight-summary-disposed-face - wl-highlight-summary-prefetch-face - wl-highlight-summary-resend-face - wl-highlight-summary-answered-face - wl-highlight-action-argument-face +** メッセージバッファで複数行にわたる長いヘッダを省略表示します。 -** 廃止された face +** サマリバッファの永続マークの文字列が変更されました。 + デフォルトの設定ではキャッシュの有無を大文字小文字で示します。 - wl-highlight-refile-destination-face - (wl-highlight-action-argument-face に変名) +** 送信確認の際にドラフトのプレビューを表示するようになりました。 + +** ドラフトのプレビューの際に送信パラメータを表示するようになりました。 + 詳しくは変数 wl-draft-preview-attributes の説明を見て下さい。 + +** wl-biff-use-idle-timer を設定すると biff が idle-timer で走ります。 + +** wl-draft-kill は yes-or-no-p で確認を求めるようになりました。 + +** サマリで一定以上深いスレッドは分割されます。 + 変数 wl-summary-max-thread-depth で限界を変更できます。 + +** Emacs multi-tty support に対応しました。 + (http://lorentey.hu/project/emacs.html) + +** サマリの並べ替え条件に 'size' が追加されました。 + メッセージサイズによるサマリの並べ替えが可能になりました。 + +** 変数 wl-refile-policy-alist は廃止されました。 + +** バッチ処理用のモジュールが新たに追加されました。 + +** マルチフォルダとオリジナルフォルダの状態が同期されるようになりました。 + 例えば、+inbox の未読情報が、*+inbox,+outbox にも反映されます。 + +** 関数 wl-summary-resend-message は廃止されました。 + その代わりに wl-summary-resend を使えば再送マークを付けることができます。 ** 変数 wl-delete-folder-alist は wl-dispose-folder-alist に 名前が変更されました。 @@ -153,8 +246,29 @@ Wanderlust NEWS (日本語版) -- User-visible changes in Wanderlust. wl-draft-buffer-style と wl-draft-reply-buffer-style に keep,full,split のいずれかを指定します。 -** non-MIME PGP メッセージの検証、復号化のためのコマンドが追加されました。 - メッセージバッファにおいて C-c:v, C-c:d でそれぞれ検証、復号化します。 +** 新規 hook + wl-draft-reply-hook + wl-summary-reply-hook + wl-draft-forward-hook + wl-summary-forward-hook + wl-draft-kill-pre-hook + wl-summary-resend-hook + +** 廃止された hook + wl-reply-hook + +** 新規 face + + wl-highlight-summary-disposed-face + wl-highlight-summary-prefetch-face + wl-highlight-summary-resend-face + wl-highlight-summary-answered-face + wl-highlight-action-argument-face + +** 廃止された face + + wl-highlight-refile-destination-face + (wl-highlight-action-argument-face に変名) * 2.10.0 から 2.10.1 への変更点 2.10.1 は 2.10.0 のバグ修正版です。