X-Git-Url: http://git.chise.org/gitweb/?a=blobdiff_plain;f=NEWS.ja;h=2e15bf64cdfce2e26c3f01335447e58b79fbc8d9;hb=f99d5c257662f7fe9827446b5d693f8cfa39e69f;hp=9a84947062bc109828439045a7c3676c650bb807;hpb=f629dc4749a70d7611b2bc8c55e8e55a2060669a;p=elisp%2Fwanderlust.git diff --git a/NEWS.ja b/NEWS.ja index 9a84947..2e15bf6 100644 --- a/NEWS.ja +++ b/NEWS.ja @@ -1,15 +1,193 @@ Wanderlust NEWS (日本語版) -- User-visible changes in Wanderlust. +* 2.10.1 から 2.12.0 への変更点 + +** idle-timer を利用してドラフトバッファの自動保存を実行します。 + 変数 `wl-auto-save-drafts-interval' で挙動を変えられます。 + +** 'H' キー(ヘッダ全表示) および 'M' キー(MIMEなし表示)がトグルになりました。 + また、'M' で表示したメッセージを引用できるようになりました。 + +** サマリを並べ替え条件の逆順でソートできるようになりました。 + +** メッセージバッファで複数行にわたる長いヘッダを省略表示します。 + +** 新規 hook + wl-draft-reply-hook + wl-summary-reply-hook + wl-draft-forward-hook + wl-summary-forward-hook + wl-draft-kill-pre-hook + wl-summary-resend-hook + +** 廃止された hook + wl-reply-hook + +** サマリバッファの永続マークの文字列が変更されました。 + デフォルトの設定ではキャッシュの有無を大文字小文字で示します。 + +** 送信確認の際にドラフトのプレビューを表示するようになりました。 + +** ドラフトのプレビューの際に送信パラメータを表示するようになりました。 + 詳しくは変数 wl-draft-preview-attributes の説明を見て下さい。 + +** wl-biff-use-idle-timer を設定すると biff が idle-timer で走ります。 + +** wl-draft-kill は yes-or-no-p で確認を求めるようになりました。 + +** サマリで一定以上深いスレッドは分割されます。 + 変数 wl-summary-max-thread-depth で限界を変更できます。 + +** Emacs multi-tty support に対応しました。 + (http://lorentey.hu/project/emacs.html) + +** サマリの並べ替え条件に 'size' が追加されました。 + メッセージサイズによるサマリの並べ替えが可能になりました。 + +** 変数 wl-refile-policy-alist は廃止されました。 + +** スパムフィルタモジュールが新たに追加されました。 + 以下のスパムフィルタに対応しています。 + bogofilter + spamfilter + bsfilter + SpamAssassin + SpamOracle + 正規表現によるヘッダ検査 + +** バッチ処理用のモジュールが新たに追加されました。 + +** メッセージデータベースの構造が改善されました。 + 以下の設定をすれば、msgdb 再構築(サマリバッファで s all RET)時に旧来の + タイプの msgdb を新しいタイプのものに変換します。 + (setq elmo-msgdb-default-type 'standard + elmo-msgdb-convert-type 'sync) + +** ドラフトの保存機能が改善されました。 + IMAP フォルダや、Maildir フォルダを wl-draft-folder に指定できるように + なりました。 + +** 'mark フォルダは改名され、'flag フォルダになりました。 + これに関連して、'flag フォルダのサマリで元メッセージがどこにあるかを + help-echo として表示するようになりました(これのふるまいは + wl-highlight-summary-line-help-echo-alist で制御できます)。 + +** メッセージに対して任意のユーザ定義のフラグを付けられるようになりました。 + サマリにおいて "F" でフラグの指定ができます。 + +** 返信済みマーク A,a が追加されました。 + サマリにおいて、返信したメッセージに A マーク(キャッシュなしの場合) + もしくは a マーク(キャッシュありの場合) が表示されます。 + +** フォルダの検索条件に、'フラグ' (メッセージの状態) が追加されました。 + フラグには、unread(未読), important(重要), answered(返信済み), + digest (未読または重要), any (未読または重要または返信済み)があります。 + 例えば、次のフィルタフォルダは、%inbox のうち、未読または重要な + メッセージのみが出現します。 + /flag:digest/%inbox + +** マルチフォルダとオリジナルフォルダの状態が同期されるようになりました。 + 例えば、+inbox の未読情報が、*+inbox,+outbox にも反映されます。 + +** 一時マークと、それに対するアクションを自由に定義できるようになりました。 + + デフォルトでは以下のマークとアクションを定義しています。 + 従来から引き継がれたマークとアクション + "o" refile (従来のリファイルと同じ) + "O" copy (従来のコピーと同じ) + "d" dispose (旧 delete, D マーク。wl-trash-folder に移動。 + wl-dispose-folder-alist の値により挙動が決まる。) + 新たに追加されたマークとアクション + "D" delete (いきなり消去) + "i" prefetch (プリフェッチ) + "~" resend (再送) + サマリで x キーを押すとマークに対応したアクションがすべて実行されます。 + マークとアクションは、新規変数 wl-summary-mark-action-list によって定義 + できます。詳しくは同変数の docstring を参照してください。 + +** 関数 wl-summary-resend-message は廃止されました。その代わりに + wl-summary-resend を使えば再送マークを付けることができます。 + +** 新規 face + + wl-highlight-summary-disposed-face + wl-highlight-summary-prefetch-face + wl-highlight-summary-resend-face + wl-highlight-summary-answered-face + wl-highlight-action-argument-face + +** 廃止された face + + wl-highlight-refile-destination-face + (wl-highlight-action-argument-face に変名) + +** 変数 wl-delete-folder-alist は wl-dispose-folder-alist に + 名前が変更されました。 + +** POP3 フォルダの存在チェックのデフォルト挙動を簡略化 + elmo-pop3-exists-exactly のデフォルト値を nil にしました。 + +** RFC2449 の POP3 拡張のレスポンスコードに対応しました。 + 他のセッションが使用中であるために認証に失敗したときには、パスワード + がクリアされなくなりました。 + +** IMAP4 において、EXPUNGE, CHECK コマンドを非同期で送信するようにしました。 + +** wl-folder-hierarchy-access-folders の初期値が変更されました。 + +** 新聞フォルダのアクセスグループ "@/" が使えるようになりました。 + +** 前に使っていたものより新しい Wanderlust を起動すると NEWS(.ja) の内容を + 表示します。 + ** wl-draft-reply-*-list の初期値が変更されました。 以前の設定は、samples/ja/dot.wl を参照して下さい。 ** wl-draft-reply-myself-*-list は廃止され、wl-draft-reply-*-list に統合 されました。 +** 返信用ドラフトのカーソルの初期位置を指定できます。 + 変数 wl-draft-reply-default-position を設定して下さい。 + ** ドラフトバッファウィンドウの配置の指定の仕方が変更されました。 wl-draft-buffer-style と wl-draft-reply-buffer-style に keep,full,split のいずれかを指定します。 +** non-MIME PGP メッセージの検証、復号化のためのコマンドが追加されました。 + メッセージバッファにおいて C-c:v, C-c:d でそれぞれ検証、復号化します。 + +* 2.10.0 から 2.10.1 への変更点 + 2.10.1 は 2.10.0 のバグ修正版です。 + +** print-length や print-level が Non-nil のときに msgdb が壊れる問題が + 修正されました。 + +** パイプフォルダにおいて wl-summary-pack-number がうまく動かなかった + ため効かなくしてあります。必要であれば取り込み先フォルダの方で実行 + して下さい。 + +** wl-folder-move-cur-folder が効いていなかった問題が修正されました。 + +** Meadow 上で wl-draft-reedit がうまく動かない問題が修正されました。 + +** wl-summary-pack-number が Maildir や shimbun フォルダで動かない + 問題が修正されました。 + +** 重要マークつきメッセージのキャッシュに対する保護機能が働かない + 不具合が修正されました。 + +** wl-summary-line-format の %# で大きな数値を正しく扱えない不具合 + が修正されました。 + +** SMTP AUTH で認証以外のエラーでもパスワード消去される不具合が修 + 正されました。 + +** wl-message-buffer-prefetch-folder-type-list, + wl-message-buffer-prefetch-idle-time, + wl-message-buffer-prefetch-depth のデフォルト値が変更されました。 + +** XEmacs without mule でコンパイルできない問題が修正されました。 + * 2.8.1 から 2.10.0 への変更点 ** サマリ行の表示形式を変更できるようになりました。 @@ -39,6 +217,9 @@ Wanderlust NEWS (日本語版) -- User-visible changes in Wanderlust. ** アクセスグループフォルダの改名が出来るようになりました。 +** 新規サマリに対するスレッド表示の ON/OFF を指定できるようになりました。 + wl-summary-default-view, wl-summary-default-view-alist を設定して下さい。 + ** スティッキーサマリを q や g で抜ける際に、一時的マークを保持するように なりました。