X-Git-Url: http://git.chise.org/gitweb/?a=blobdiff_plain;f=NEWS.ja;h=ed61516c2c70e0d8ac4a8a581b0f7a1dc8761572;hb=16ef6a315ef08468ea9da2fa27d803ffce31f8ec;hp=c5847dc8d2ba46c006dee6e18ef6d457c7344451;hpb=a2a5b307fef5dcff58ea969855291fb744fc2d33;p=elisp%2Fwanderlust.git diff --git a/NEWS.ja b/NEWS.ja index c5847dc..ed61516 100644 --- a/NEWS.ja +++ b/NEWS.ja @@ -1,47 +1,55 @@ Wanderlust NEWS (日本語版) -- User-visible changes in Wanderlust. -* 2.10.1 から 2.12.0 への変更点 +* 2.12.x から 2.14.0 への変更点 -** サマリの並べ替え条件に 'size' が追加されました. - メッセージサイズによるサマリの並べ替えが可能になりました. +** 新しいフォルダ型 access フォルダが追加されました。 -** 変数 wl-refile-policy-alist は廃止されました. +* 2.12.0 から 2.12.1 への変更点 + 2.12.1 は、2.12.0 のバグ修正版です。 -** スパムフィルタモジュールが新たに追加されました. +** Windows で Maildir が使えるようになりました。 + ただし、規格に則っていませんので、UNIX 上の Maildir と互換性がありません。 -** バッチ処理用のモジュールが新たに追加されました. +** 入れ子になったメッセージの IMAP による表示時の不具合が解消されました。 + 入れ子になったメッセージをパートフェッチした場合、ヘッダが表示されない + 場合がありましたが、正しく表示されるようになりました。 -** メッセージデータベースの構造が改善されました. - 以下の設定をすれば、msgdb 再構築(サマリバッファで s all RET)時に旧来の - タイプの msgdb を新しいタイプのものに変換します。 - (setq elmo-msgdb-default-type 'standard - elmo-msgdb-convert-type 'sync) +** %INBOX のサブフォルダに %INBOX 自体が含まれない場合がある問題に対処しました。 + cyrus-imapd で、当該の問題が出ていましたが修正されました。 -** ドラフトの保存機能が改善されました. - IMAP フォルダや,Maildir フォルダを wl-draft-folder に指定できるように - なりました. +** フラグが、検索時等の補完候補として現れるようになりました。 -** 'mark フォルダは改名され,'flag フォルダになりました. - これに関連して、'flag フォルダのサマリで元メッセージがどこにあるかを - help-echo として表示するようになりました(これのふるまいは - wl-highlight-summary-line-help-echo-alist で制御できます). +** Folder mode でアクセスグループ "@/" の展開が正しく動作します。 -** メッセージに対して任意のユーザ定義のフラグを付けられるようになりました。 - サマリにおいて "F" でフラグの指定ができます。 +** フラグ名によっては間違ったフラグフォルダが作成される問題が修正されました。 + フラグに [a-z]以外の文字を使ったときの問題に対処しました。 -** 返信済みマーク A,& が追加されました。 - サマリにおいて,返信したメッセージに A マーク(キャッシュなしの場合) - もしくは & マーク(キャッシュありの場合) が表示されます。 +** ドラフトの自動保存時にエラーになってしまう問題が修正されました。 -** フォルダの検索条件に,'フラグ' (メッセージの状態) が追加されました。 - フラグには、unread(未読), important(重要), answered(返信済み), - digest (未読または重要), any (未読または重要または返信済み)があります。 - 例えば、次のフィルタフォルダは、%inbox のうち,未読または重要な - メッセージのみが出現します。 - /flag:digest/%inbox +** アドレスマネージャを起動した際にエラーになる問題が修正されました。 + 本文に To: 等の文字列があるとエラーが発生していましたが、修正されました。 -** マルチフォルダとオリジナルフォルダの状態が同期されるようになりました。 - 例えば,+inbox の未読情報が,*+inbox,+outbox にも反映されます。 +** フィルタフォルダからのコピー等でフラグが保存されない問題が修正されました。 + +** 新規オプション wl-summary-resend-use-cache が追加されました。 + オフライン状態でもキャッシュを用いた再送(resend)ができます。 + +** 新規オプション elmo-network-session-idle-timeout が追加されました。 + 指定した時間以上アイドル状態となったセッションを再利用しません。 + +** 'H' や 'M' でのメッセージ再表示が効率化されました。 + 再表示時に MIME の構造、バッファを再利用するようになりました。 + +** ドラフトのプレビュー時に表示される属性表示が netnews に対応しました。 + +* 2.10.1 から 2.12.0 への変更点 + +** メッセージデータベースの構造が改善されました。 + 以下の設定をすれば、フォルダ選択時に自動的に旧来のタイプの msgdb を + 新しいタイプのものに変換します。 + (setq elmo-msgdb-default-type 'standard + elmo-msgdb-convert-type 'auto) + 初期値は、上記の通りとなっています。 ** 一時マークと、それに対するアクションを自由に定義できるようになりました。 @@ -59,21 +67,85 @@ Wanderlust NEWS (日本語版) -- User-visible changes in Wanderlust. マークとアクションは、新規変数 wl-summary-mark-action-list によって定義 できます。詳しくは同変数の docstring を参照してください。 -** 関数 wl-summary-resend-message は廃止されました。その代わりに - wl-summary-resend を使えば再送マークを付けることができます。 +** スパムフィルタモジュールが新たに追加されました。 + 以下のスパムフィルタに対応しています。 + bogofilter + spamfilter + bsfilter + SpamAssassin + SpamOracle + 正規表現によるヘッダ検査 -** 新規 face +** 'mark フォルダは改名され、'flag フォルダになりました。 + これに関連して、'flag フォルダのサマリで元メッセージがどこにあるかを + help-echo として表示するようになりました(これのふるまいは + wl-highlight-summary-line-help-echo-alist で制御できます)。 - wl-highlight-summary-disposed-face - wl-highlight-summary-prefetch-face - wl-highlight-summary-resend-face - wl-highlight-summary-answered-face - wl-highlight-action-argument-face +** メッセージに対して任意のユーザ定義のフラグを付けられるようになりました。 + サマリにおいて "F" でフラグの指定ができます。 -** 廃止された face +** 返信済みマーク A,a が追加されました。 + サマリにおいて、返信したメッセージに A マーク(キャッシュなしの場合) + もしくは a マーク(キャッシュありの場合) が表示されます。 - wl-highlight-refile-destination-face - (wl-highlight-action-argument-face に変名) +** 転送済みマーク F,f が追加されました。 + サマリにおいて、転送したメッセージに F マーク(キャッシュなしの場合) + もしくは f マーク(キャッシュありの場合) が表示されます。 + +** フォルダの検索条件に、'フラグ' (メッセージの状態) が追加されました。 + フラグには、unread(未読), important(重要), answered(返信済み), + digest (未読または重要), any (未読または重要または返信済み)があります。 + 例えば、次のフィルタフォルダは、%inbox のうち、未読または重要な + メッセージのみが出現します。 + /flag:digest/%inbox + +** ドラフトの保存機能が改善されました。 + IMAP フォルダや、Maildir フォルダを wl-draft-folder に指定できるように + なりました。 + +** idle-timer を利用してドラフトバッファの自動保存を実行します。 + 変数 `wl-auto-save-drafts-interval' で挙動を変えられます。 + +** 'H' キー(ヘッダ全表示) および 'M' キー(MIMEなし表示)がトグルになりました。 + また、'M' で表示したメッセージを引用できるようになりました。 + +** non-MIME PGP メッセージの検証、復号化のためのコマンドが追加されました。 + メッセージバッファにおいて C-c:v, C-c:d でそれぞれ検証、復号化します。 + +** サマリを並べ替え条件の逆順でソートできるようになりました。 + +** メッセージバッファで複数行にわたる長いヘッダを省略表示します。 + +** サマリバッファの永続マークの文字列が変更されました。 + デフォルトの設定ではキャッシュの有無を大文字小文字で示します。 + +** 送信確認の際にドラフトのプレビューを表示するようになりました。 + +** ドラフトのプレビューの際に送信パラメータを表示するようになりました。 + 詳しくは変数 wl-draft-preview-attributes の説明を見て下さい。 + +** wl-biff-use-idle-timer を設定すると biff が idle-timer で走ります。 + +** wl-draft-kill は yes-or-no-p で確認を求めるようになりました。 + +** サマリで一定以上深いスレッドは分割されます。 + 変数 wl-summary-max-thread-depth で限界を変更できます。 + +** Emacs multi-tty support に対応しました。 + (http://lorentey.hu/project/emacs.html) + +** サマリの並べ替え条件に 'size' が追加されました。 + メッセージサイズによるサマリの並べ替えが可能になりました。 + +** 変数 wl-refile-policy-alist は廃止されました。 + +** バッチ処理用のモジュールが新たに追加されました。 + +** マルチフォルダとオリジナルフォルダの状態が同期されるようになりました。 + 例えば、+inbox の未読情報が、*+inbox,+outbox にも反映されます。 + +** 関数 wl-summary-resend-message は廃止されました。 + その代わりに wl-summary-resend を使えば再送マークを付けることができます。 ** 変数 wl-delete-folder-alist は wl-dispose-folder-alist に 名前が変更されました。 @@ -81,6 +153,10 @@ Wanderlust NEWS (日本語版) -- User-visible changes in Wanderlust. ** POP3 フォルダの存在チェックのデフォルト挙動を簡略化 elmo-pop3-exists-exactly のデフォルト値を nil にしました。 +** RFC2449 の POP3 拡張のレスポンスコードに対応しました。 + 他のセッションが使用中であるために認証に失敗したときには、パスワード + がクリアされなくなりました。 + ** IMAP4 において、EXPUNGE, CHECK コマンドを非同期で送信するようにしました。 ** wl-folder-hierarchy-access-folders の初期値が変更されました。 @@ -96,12 +172,36 @@ Wanderlust NEWS (日本語版) -- User-visible changes in Wanderlust. ** wl-draft-reply-myself-*-list は廃止され、wl-draft-reply-*-list に統合 されました。 +** 返信用ドラフトのカーソルの初期位置を指定できます。 + 変数 wl-draft-reply-default-position を設定して下さい。 + ** ドラフトバッファウィンドウの配置の指定の仕方が変更されました。 wl-draft-buffer-style と wl-draft-reply-buffer-style に keep,full,split のいずれかを指定します。 -** non-MIME PGP メッセージの検証、復号化のためのコマンドが追加されました。 - メッセージバッファにおいて C-c:v, C-c:d でそれぞれ検証、復号化します。 +** 新規 hook + wl-draft-reply-hook + wl-summary-reply-hook + wl-draft-forward-hook + wl-summary-forward-hook + wl-draft-kill-pre-hook + wl-summary-resend-hook + +** 廃止された hook + wl-reply-hook + +** 新規 face + + wl-highlight-summary-disposed-face + wl-highlight-summary-prefetch-face + wl-highlight-summary-resend-face + wl-highlight-summary-answered-face + wl-highlight-action-argument-face + +** 廃止された face + + wl-highlight-refile-destination-face + (wl-highlight-action-argument-face に変名) * 2.10.0 から 2.10.1 への変更点 2.10.1 は 2.10.0 のバグ修正版です。