From: teranisi Date: Thu, 2 Nov 2000 04:13:10 +0000 (+0000) Subject: More updates. X-Git-Tag: wl-2_4-root~14 X-Git-Url: http://git.chise.org/gitweb/?a=commitdiff_plain;h=49d22b651d21828bd45bb257f2bd73e1268202e2;p=elisp%2Fwanderlust.git More updates. --- diff --git a/NEWS.ja b/NEWS.ja index 367f9c6..a48d857 100644 --- a/NEWS.ja +++ b/NEWS.ja @@ -5,54 +5,115 @@ Wanderlust NEWS (日本語版) -- User-visible changes in Wanderlust. 10 May 2 ** バージョン番号 2.3.0 以降は、第二番号が偶数なら安定版、奇数なら開発版となります。 +公開 CVS サーバ cvs.m17n.org 上 では、幹が beta (開発)版, +枝が stable 版 (枝名は,2.4.x なら wl-2_4) となります。 + ** インストール *** FLIM 1.12 はサポートされなくなりました。 +くわしくは INSTALL.ja を御覧下さい。 *** APEL 10.2 以降が必要になりました。 -tm8 を使用している方は特にご注意ください。 - +tm-8 を使用する方は特にご注意ください。 ** 新機能 *** LDAP サポート LDAP サーバーと接続し、アドレスの補完を行えます。 -*** POP3 フォルダで UIDL サポート。 +*** POP3 フォルダで UIDL サポート +POP3 フォルダでサマリの状態を保存できるようになり、アクセスが高速化されました。 +変数 elmo-pop3-use-uidl が non-nil に設定されていると UIDL を使用します +(初期設定は t)。 -*** biff 機能。 +*** biff 機能 +一定時間おきにサーバにメールが届いているか確認します。 +届いていればモードラインに表示し,フォルダ一覧モードを更新します。 -*** スレッドの編集。 -スレッドの切断・つなぎ直しが可能になります。サマリで M-w と C-y -で可能です。 +*** スレッド修復機能 +サブジェクトから推測したスレッドの自動のつなぎ直し、及び +手動でのつなぎ直し(サマリで M-w (コピー)と C-y (ペースト)) が可能になりました。 -*** パスワードのタイマ設定。 -変数 elmo-passwd-file-time で設定できます。 +*** パスワードのタイマ設定 +変数 elmo-passwd-life-time で設定できます。 +(nil ならタイマなし。初期設定は nil)。 *** killed-list NNTP フォルダで削除したメッセージは killed-list に保存します。 killed-list にあるメッセージはサーバ上にも存在しないかのように扱 います。変数 elmo-use-killed-list が non-nil なら killed-list を 使用します(デフォルトは t)。 +これによって NNTP を利用したパイプフォルダも実現できるようになりました. + +*** Maildir で pack (番号詰め) ができるようになりました。 +Maildir のサマリで M-x wl-summary-pack-number を実行するとメッセージ番号を +1 から順に振り直します。 + +** 検索 + +*** フィルタフォルダに複雑な条件指定を指定できるようになりました。 +AND 条件、OR 条件、否定条件、およびそれらの組合せを指定できます。 +これにともない、条件指定部分のシンタックスが変更されました。 +くわしくは info を御覧下さい。 -*** wl-summary-pack-number の Maildir サポート。 +注意:1.1.1 から移行される方へ +上記変更に伴い、フィルタフォルダの msgdb の置き場所が変わりました。 +このため、従来の msgdb は不要となります。そのままでも問題ありませんが、 +ディスクに無駄なデータを残したくない方は .elmo/filter/ 以下を +あらかじめ削除しておいてください。 +*** NNTP での検索機能が強化されました。 +NNTP に対するフィルタフォルダを作れるようになりました。 +(NNTP サーバが XHDR コマンドに対応している場合のみ) + +*** サマリでの Pick、Virtual で複合条件を入力できるようになりました。 +AND 条件や OR 条件も入力できます。 +入力方法は、フィールド名のかわりに 'AND' や 'OR' を入力するだけです。 ** 接続・認証 *** elmo-default-*-authenticate-type はシンボルで設定するようになりました。 +例えば、 +(setq elmo-default-imap4-authenticate-type "cram-md5") +という設定は, +(setq elmo-default-imap4-authenticate-type 'cram-md5) +に変更する必要があります. *** stream-type の定義方法を変更しました。 変数 elmo-network-{imap4,pop3,nntp}-stream-type-alist で設定。 ssl 関連のいくつかの変数を廃止(改名)。 +また、新たに "!socks" で終わるネットワーク系フォルダ(IMAP4, NNTP, POP3)は +SOCKS 経由でアクセスされるようになりました。 -** その他の変更点 +** ドラフト + +*** group-list に対応しました. +宛先に Group: foo@gohome.org, bar@gohome.org; のように書けるように +なりました。変数 wl-draft-remove-group-list-contents が t なら +group-list の内容を削除して送信します。 + +*** ドラフトのプレビューで受取人のアドレスがミニバッファに表示。 +group-list にも対応しています。 + +*** 初期設定で Reply-To: を考慮するようになりました。 +wl-draft-reply-without-argument-list の初期設定で、Reply-To: +フィールドは To: へ挿入する設定になりました。 + +*** 自分のメールへの返信ルール +変数 wl-draft-reply-myself-with-argument-list, +wl-draft-reply-myself-without-argument-list で自分が出したメール +への返信するときのルールが設定できます。 + +*** 返信アドレスにフルネーム +変数 wl-draft-reply-use-address-with-full-name が non-nil なら返 +信アドレスにフルネームが入ります。(デフォルトは t)。 -*** スレッドの高速化と多くのバグフィックス +*** In-Reply-To: フィールドの形式を変更しました。 +draft-ietf-drums-msg-fmt-09.txt に従うようになりました。 -*** フィルタフォルダの条件部の書式の整理。 +** その他の変更点 -*** wl-refile-rule-alist の拡張。 +*** スレッドの高速化と多くのバグフィックス。 *** wl-fcc に関数を設定できます。 月毎にフォルダを変えたい場合などに使用できます。 @@ -64,30 +125,22 @@ charset は入力文字列から判定されます。 変数 wl-ignored-forwarded-headers で、転送時に削除するヘッダを設 定できます。 +*** wl-highlight-group-folder-by-numbers は廃止されました。 +wl-highlight-folder-by-numbers に改名され、値に応じて以下の意味を持つように +なりました。 + `t' :行全体にメッセージ数に応じた色を付けます。 + `nil' :フォルダの状態に応じた色を付けます。 + 数字 (例えば `1') :メッセージ数とフォルダの状態の両方に応じた色を付けます。 + *** メッセージバッファでのヘッダ表示を制御できます。 変数 wl-message-ignored-field-list, wl-message-visible-field-list で、Wanderlust レベルで設定が可能 -になりました。(今までは SEMI で設定可能) - -*** In-Reply-To: フィールドの形式を変更しました。 -draft-ietf-drums-msg-fmt-09.txt に従うようになりました。 - - -** 返信 - -*** Reply-To: を考慮 -wl-draft-reply-without-argument-list のデフォルトで、Reply-To: -フィールドを考慮するようにしました。 - -*** 自分のメールへの返信ルール -変数 wl-draft-reply-myself-with-argument-list, -wl-draft-reply-myself-without-argument-list で自分が出したメール -への返信するときのルールが設定できます。 - -*** 返信アドレスに full-name -変数 wl-draft-reply-use-address-with-full-name が non-nil なら返 -信アドレスに full-name が入ります。(デフォルトは t)。 +になりました。(今までは SEMI で設定する必要がありました) +*** DEMO の表示方法が変わりました. +カラーのピックスマップで利用する色数が削減されました。 +また、文字のみしか表示できない環境でもそれなりのデモが表示されるように +なりました。 * 1.1.1 は 1.1.0 のバグ修正版です。いくつかの細かい修正が加わっています。