From: hayashi Date: Thu, 22 Oct 1998 04:06:45 +0000 (+0000) Subject: New file. X-Git-Tag: semi-1_10_0~3 X-Git-Url: http://git.chise.org/gitweb/?a=commitdiff_plain;h=4f18f5cf8a6f4183a4212e49cd7769e47b664f45;p=elisp%2Fsemi.git New file. --- diff --git a/README.ja b/README.ja new file mode 100644 index 0000000..8fcb05b --- /dev/null +++ b/README.ja @@ -0,0 +1,258 @@ +[SEMI の核パッケージの README (日本語版)] + +SEMI とは? +============ + + SEMI は GNU Emacs に MIME 機能を提供するライブラリーです。MIME はメッ + セージに (ASCII) plain text 以外の内容やヘッダーを含められるようにす + るために提案されている internet standard です。 + + RFC 2045 : Internet Message Bodies + RFC 2046 : Media Types + RFC 2047 : Message Header Extensions + RFC 2048 : MIME Registration Procedures + RFC 2049 : MIME Conformance + + SEMI は以下の機能があります。 + + - MIME メッセージ閲覧 (mime-view-mode) (RFC 2045 .. 2049) + - MIME メッセージ作成 (mime-edit-mode) (RFC 2045 .. 2049) + + MIME メッセージ閲覧と作成は以下の機能も提供しています: + + - Content-Disposition フィールドによるファイル名の扱い (RFC + - 1806) + - PGP/MIME 安全な Multipart (RFC 2015) + - application/pgp (draft-kazu-pgp-mime-00.txt; obsolete) + - text/richtext (RFC 1521; obsolete; 閲覧のみ) + - text/enriched (RFC 1896) + - mailcap による外部方法設定 (RFC 1524) + + このパッケージは MUA のための MIME 拡張を含んでいないことに注意して + ください。それらは別のパッケージとしてリリースされます。 + + +必要な環境 +==================== + + SEMI は mule 機能つきの XEmacs 20.2 以降と Emacs 20 をサポートします。 + + SEMI は Emacs 19.28 や XEmacs 19.14 以前はサポートしません。SEMI は + Emacs 19.29 から Emacs 19.34、XEmacs 19.15 から mule 機能のない + XEmacs 20.2 まではサポートしませんが、SEMI はそれらで動作するかもし + れません。 + + SEMI は APEL (9.5 以降) と FLIM (1.11.1 以降) パッケージを必要としま + す。SEMI をインストールする前にそれらをインストールしてください。 + APEL パッケージは以下のところで取得可能です: + + ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/GNU/elisp/apel/ + + FLIM パッケージは以下のところで取得可能です。 + + ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/GNU/elisp/flim/ + + PGP/MIME と application/pgp は mailcrypt か tiny-pgp パッケージを必 + 要とします。 + + パッケージ enriched.el は text/enriched を作成するために必要ですので、 + Emacs 19.28 以前 (公式版の MULE 2.3 を含む) では、text/enriched の + WYSIWYG 作成は使用できません。 + +インストール +============ + +(a) 展開した場所で実行 + + 他のディレクトリーにインストールしたくないなら、以下のことだけをやっ + てください: + + % make + + emacs のコマンド名を指定することができます。例えば、 + + % make EMACS=xemacs + + `EMACS=...' が省略されると、Emacs=emacs が使われます。 + +(b) make install + + 他のディレクトリーにインストールしたいなら、以下のことをしてください: + + % make install + + emacs のコマンド名を指定することができます。例えば、 + + % make install EMACS=xemacs + + `EMACS=...' が省略されると、Emacs=emacs が使われます。 + + Emacs Lisp プログラムとシェルスクリプトのためのディレクトリー木の接 + 頭辞 (prefix) を指定することができます。例えば、 + + % make install PREFIX=~/ + + `PREFIX=...' が省略されると、指定された emacs コマンドのディレクトリー + 木の接頭辞が使用されます (おそらく /usr/local です)。 + + 例えば、PREFIX=/usr/local と Emacs 19.34 が指定されれば、以下のディ + レクトリー木が作成されます。 + + /usr/local/share/emacs/20.2/site-lisp/ --- emu + /usr/local/share/emacs/site-lisp/apel/ --- APEL + /usr/local/share/emacs/site-lisp/flim/ --- FLIM + /usr/local/share/emacs/site-lisp/semi/ --- SEMI + + site-lisp ディレクトリーを指定することができます。例えば、: + + % make install LISPDIR=~/share/emacs/lisp + + `LISPDIR=...' が省略されると、指定された emacs のコマンドの + site-lisp ディレクトリーが使われます (おそらく + /usr/local/share/emacs/site-lisp か /usr/local/lib/xemacs/site-lisp) + です。 + + emu モジュール (APEL パッケージに入っています) が標準でないディレク + トリーにインストールされている場合は、それらのある場所を指定する必要 + があります。例えば、: + + % make install VERSION_SPECIFIC_LISPDIR=~/elisp + +(c) XEmacs のパッケージとしてインストールする + + XEmacs のパッケージディレクトリーにインストールする場合は、以下のこ + とをしてください: + + % make install-package + + emacs のコマンド名を指定することができます。例えば、 + + % make install-package XEMACS=xemacs-21 + + `XEMACS=...' が省略されると、XEMACS=xemacs が使用されます。 + + パッケージのディレクトリーを指定することができます。例えば: + + % make install PACKAGEDIR=~/.xemacs + + `PACKAGEDIR=...' が省略されると、存在するパッケージディレクトリーの + 最初のものが使われます。 + + XEmacs のパッケージシステムは XEmacs 21.0 かそれ以降を要求することに + 注意してください。 + +(a,b,c) + + 他の省略可能な設定をファイル ${archive}/SEMI-CFG を編集することで指 + 定できます。${archive}/README.ja と ${archive}/SEMI/CFG のコメントを + 読んでください。 + +初期化 +============== + +(a) load-path + + Emacs か Mule を使っているなら、FLIM のディレクトリーを + load-path に追加してください。初期設定でインストールしたなら、次のよ + うに subdirs.el を書くことができます。例: + + -------------------------------------------------------------------- + (normal-top-level-add-to-load-path + '("apel" "flim" "semi")) + -------------------------------------------------------------------- + + XEmacs を使っているなら、load-path を設定する必要はありません。 + +(b) mime-setup + + 以下のものを ~/.emacs に入れてください。 + + (load "mime-setup") + + +説明文書 +============= + + 初めに、${archive}/README.en を読んでください。 + + RFC 822, 1524, 1806, 1847, 1896, 2015, 2045, 2046, 2047, 2048, 2049 + は anonymous ftp で以下のところから取得可能です。 + + ftp://ftp.merit.edu/internet/documents/rfc/ + + +メーリングリスト +=========== + + バグ報告や改善の提案を書いたときは、是非 tm メーリングリストに送って + ください: + + bug-tm-en@chamonix.jaist.ac.jp (英語) + bug-tm-ja@chamonix.jaist.ac.jp (日本語) + + tm ML を通して、SEMIのバグを報告したり、SEMI の最新のリリースを取得 + したり、SEMI の将来の拡張の議論をしたりすることができます。tm ML に + 参加するには、空の電子メールを + + tm-en-help@chamonix.jaist.ac.jp (英語) + tm-ja-help@chamonix.jaist.ac.jp (日本語) + + に送ってください。 + + morioka@jaist.ac.jp のような、作者に直接メールを送らないように注意し + てください。それは、発生した問題は他の環境でも起こっているはずだから + です (もしそうでなければ、それは設定の問題で、SEMI のバグではありま + せん)。 tm メーリングリストで議論すべきです。とにかく、作者への直接 + のメールは反応がないかもしれません。メールは tm メーリングリストへ送っ + てください。 + + +CVS による開発 +===================== + + CVS による開発に参加したいときは、アカウント名と UNIX 様式で暗号化さ + れたパスワードを + + cvs@chamonix.jaist.ac.jp + + に送ってください。開発に参加されることを期待しています。 + + +作者 +======= + +根本部分の作者 + + MORIOKA Tomohiko + (the author of mime-view and various parts of SEMI) + UMEDA Masanobu + (the author of mime.el of emacs-mime-tools. mime.el is the + origin of mime-edit.el of SEMI) + +他の作者 + + Shuhei KOBAYASHI + (a major author of signature.el and a lot of codes) + MASUTANI Yasuhiro + (anonymous ftp codes of mime-play.el) + OKABE Yasuo + (a major author of mime-partial.el and signature.el) + + Steinar Bang + Steven L. Baur + Kevin Broadey + Alastair Burt + Eric Ding + Thierry Emery + Simon Josefsson + Jens Lautenbacher + Carsten Leonhardt + Pekka Marjola + Hisashi Miyashita + Kazuhiro Ohta + Alexandre Oliva + Fran,Agois Pinard + Artur Pioro + Dan Rich + (contribute to evolve mime-image.el with XEmacs) + Katsumi Yamaoka