From: yamaoka Date: Wed, 2 Sep 2009 22:27:50 +0000 (+0000) Subject: Synch with No Gnus (200909021053). X-Git-Tag: ngnus-0_11-doc-ja~106 X-Git-Url: http://git.chise.org/gitweb/?a=commitdiff_plain;h=fb9ebe2621736b7e4322b8efa131395ffc2f309c;p=elisp%2Fgnus-doc-ja.git Synch with No Gnus (200909021053). --- diff --git a/auth-ja.texi b/auth-ja.texi index 93ffa50..e05ba59 100644 --- a/auth-ja.texi +++ b/auth-ja.texi @@ -83,14 +83,9 @@ license to the document, as described in section 6 of the license. @node Overview @chapter 概要 -auth-source は先進的で拡張性があり、エンタープライズ級の認証ライブラリー -です。最新のデザインパターンを使用、1800 の単体デストを有し、21 の工業会 -の基調講演で取り上げられました。将来性があり、バグが無いことが数学的に証 -明されていて、メモリーを食い潰すための 6つの XML 解析器を内蔵しています。 - -ほんの冗談ですよ。auth-source ライブラリーは、「サーバー名とポートはわかっ -てるんだけど、ユーザー名とパスワードは何だっけ?」という昔ながらの熱烈な -問いへの答を見つけるための、Emacs と Gnus 用の数ある単純な手段の一つです。 +auth-source ライブラリーは、「サーバー名とポートはわかってるんだけど、ユー +ザー名とパスワードは何だっけ?」という昔ながらの熱烈な問いへの答を見つけ +るための、Emacs と Gnus 用の数ある単純な手段の一つです。 実際には auth-source ライブラリーは単なるユーザー名 (いわゆる login) と パスワード以外のものも扱うことができますが、今日の Emacs と Gnus ではそ @@ -103,29 +98,35 @@ auth-source は先進的で拡張性があり、エンタープライズ級の認証ライブラリー ``Netrc'' ファイルは事実上の標準です。それらはこのようになっています: @example -machine mymachine login myloginname password mypassword port myport +machine @var{mymachine} login @var{myloginname} password @var{mypassword} port @var{myport} @end example +machine はサーバーです (DNS 名または IP アドレス)。 + ポートの指定は無くても構いません。無い場合、auth-source はどんなポート も OK なのだと解釈します。実際のところ、ポートはプロトコルの名前かポート -番号のどちらでも良いので、もしそうしたいのならば、ポート 143 とプロトコ -ル ``imap'' のための項目を別々に持つことができます。ともあれ、もしポート -の指定が要らない場合は省略しても構いません。``Netrc'' ファイルは通 -常 @code{.authinfo} または @code{.netrc} と呼ばれます。今で -は @code{.authinfo} の方が普及しているようなので、後でわかるよう -に auth-source ライブラリーはそれをディフォルトにすることによって、この -混乱を助長しています。 - -もしポートで問題があるのなら @var{auth-source-debug} を @code{t} に設定 +番号のどちらでも良いので、もしそうしたいのならば、ポート @var{143} とプ +ロトコル @code{imap} のための項目を別々に持つことができます。ともあれ、 +もしポートの指定が要らない場合は省略しても構いません。 + +login と password は、サーバーに対して簡潔にあなたのログイン資格を証明す +るためのものです。 + +``Netrc'' ファイルは通常 @code{.authinfo} または @code{.netrc} と呼ばれ +ます。今では @code{.authinfo} の方が普及しているようなので、後でわかるよ +うに auth-source ライブラリーはそれをディフォルトにすることによって、こ +の混乱を助長しています。 + +もしポートで問題があるのなら @code{auth-source-debug} を @code{t} に設定 して、ライブラリーがどのポートをチェックしているか を @code{*Messages*} バッファーで見てください。同様に他のどんな問題につ -いても、何がチェックされているかを調べるのが、あなたの第 1歩です。第2 の +いても、何がチェックされているかを調べるのが、あなたの第一歩です。第二の ステップはもちろんそれについての blog を書いて、コメントで回答を待つこと です。 -変数 @var{auth-sources} をカスタマイズすることができます。もし古いバージョ -ンの Emacs を使っているか、何かの理由のために auth-source ライブラリーが -読み込まれない場合、次のものが必要になるでしょう。 +変数 @code{auth-sources} をカスタマイズすることができます。もし古いバー +ジョンの Emacs を使っているか、何かの理由のために auth-source ライブラリー +が読み込まれない場合、次のものが必要になるでしょう。 @lisp (require 'auth-source) ;; おそらく不要 @@ -133,9 +134,9 @@ machine mymachine login myloginname password mypassword port myport @end lisp @defvar auth-sources -@var{auth-sources} 変数は、個々のホストとプロトコルのための netrc ファイ -ルがどこに在るかを auth-source ライブラリーに知らせます。好みに応じてど -うにでもできますが、ディフォルトの最も簡潔な設定は次の通りです: +@code{auth-sources} 変数は、個々のホストとプロトコルのための netrc ファ +イルがどこに在るかを auth-source ライブラリーに知らせます。好みに応じて +どうにでもできますが、ディフォルトの最も簡潔な設定は次の通りです: @lisp (setq auth-sources '((:source "~/.authinfo.gpg" :host t :protocol t))) @@ -146,15 +147,15 @@ machine mymachine login myloginname password mypassword port myport ので、そのファイルがあれば、これは機能します。あなたが netrc ファイルを 移設しない限り。 -特定のホストかプロトコルのエントリーを複数 @var{auth-sources} に追加する -ことによって、そのホストかプロトコルに特化した netrc ファイルを持つこと -ができます。普通これは必要ありませんが、netrc ファイルを共有したり変わっ +特定のホストかプロトコルのエントリーを複数 @code{auth-sources} に追加す +ることによって、そのホストかプロトコルに特化した netrc ファイルを持つこ +とができます。普通これは必要ありませんが、netrc ファイルを共有したり変わっ た設定がある場合は意味があるかもしれません (90% の Emacs ユーザーは変な 設定を持っていて、残りの 10% は @emph{本当に} 変わっています)。 @end defvar -もし @var{auth-sources} をカスタマイズしないと、ディフォルトで生活するこ -とになるでしょう。そのディフォルトとは、どんなホストもポートについて +もし @code{auth-sources} をカスタマイズしないと、ディフォルトで生活する +ことになるでしょう。そのディフォルトとは、どんなホストもポートについて も netrc ファイル @code{~/.authinfo.gpg} を参照するということです。これ は暗号化されたファイルです。EPA を使えるようにしている場合に限りますが、 それが強く推奨されます。 @@ -212,10 +213,10 @@ auth-source ライブラリーには、外部で使うための関数は一つしかありません。 @defun auth-source-user-or-password mode host port ホスト @var{host} およびポート @var{port} のための @var{mode} で決まる、 適切な認証トークンを取り込みます。 -@var{auth-source-debug} が @code{t} だったらデバッグのためのメッセージを -表示します。ログを採るための関数を使うには、@var{auth-source-debug} をそ -の関数に設定してください。渡されるパラメーターは @code{message} 関数が受 -け取るものと同じです。つまり様式使用の文字列と任意のパラメーターです。 +@code{auth-source-debug} が @code{t} だったらデバッグのためのメッセージ +を表示します。ログを採るための関数を使うには、@code{auth-source-debug} +をその関数に設定してください。渡されるパラメーターは @code{message} 関数 +が受け取るものと同じです。つまり様式使用の文字列と任意のパラメーターです。 もし @var{mode} が文字列のリストならば、関数は文字列のリスト か @code{nil} を返します (そのため、もう 1回 netrc ファイルを解析せずに