-*- Mode: outline -*- Coding: euc-jp -*- * はじめに ここでは Ω/CHISE を fink を利用して Mac OS X にインストールする手順 を紹介します。インストールが完了すれば、付属の test.tex をPDFに出来 るようになるはずです。 必要な手順は次の通りです。 1. Chise_utils.pm をインストール(要 BerkeleyDB.pm) 2. CHISE DB に Ω/CHISE が利用する情報を加える。 3. フォントメトリックファイルのインストール 4. fontforge, t1asm のインストール 5. スクリプトの設定 6. dvipdfmx の設定 7. lambda の実行 8. dvipdfmx の実行 これを順に説明していきます。 一般的な手順は INSTALL.txt.ja に書いてありますので、詳しくはそちらを 御参照下さい。 また「6. dvipdfmx の設定」以降は、一般的な手順と共通ですので、 ここでは省略します。INSTALL.txt.ja を御参照下さい。 * 1. CHISE DB に Ω/CHISE が利用する情報を加える。 CVS から fink が利用する CHISE 用の finkinfo ファイルを入手して 利用できるようにしておいて下さい。 その上で次のコマンドを実行します。 $ fink install berkeleydb-pm $ fink install chise-utils-pm * もし chise-utils-pm のインストールに失敗する場合は、berkeleydb-pm の代わりに、Fink のunstable にある berkeleydb-pm581 などをお試し下 さい。 /sw/etc/fink.conf の中の Trees を unstable も使うように設定した上で $ fink install berkeleydb-pm581 など、お使いの perl のバージョンに合わせてインストールして下さい。 以下、同じように、fink を使ってインストールしていきます。 * 2. CHISE DB に Ω/CHISE が利用する情報を加える。 $ fink install omega-chise-supportdb * ここでインストールされる情報はある時点でしか整合性がないものですの で、問題がある場合は INSTALL.ja.txt を参考にアーカイブを利用せずに CHISE DB を更新して下さい。 * 3. フォントメトリックファイルのインストール $ fink install omega-chise * 必要ならこの後 mktexlsr を実行して下さい。 * 4. fontforge, t1asm などのインストール ・Mac OS X では fink を使えば t1asm をインストールできます。 $ sudo apt-get install t1utils ・fontforge は http://fontforge.sourceforge.net/MacOSX.html にバイナリパッケージがありますので、それを通常のインストール手順で インストールして下さい。 * 5. スクリプトの設定の変更 fink を利用して Ω/CHISE をインストールした場合は、設定の変更の必要 はありません。 「inCHISE のスクリプト埋め込みオプション」については INSTALL.txt.ja をご参照下さい。 * 6. dvipdfmx の設定 「dvipdfmx の設定」以降は他の OS と共通です。 INSTALL.txt.ja を御参照下さい。 * 7. lambda の実行 (省略) * 8. dvipdfmx の実行 (省略) * おまけ ** Mac OS X での pTeX のインストール 私は「JIS X0212 for pTeX」 http://www2.kumagaku.ac.jp/teacher/herogw/index.html のページにあるパッケージを利用させてもらってます。