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CHISE project

CHISE プロジェクトについて

CHISE (CHaracter Information Service Environment) プロジェクトは、文字に関するさまざまな知識を直接利用することで、 汎用文字符号に制約されない次世代文字処理環境の実現を目指す オープンソース型研究・開発プロジェクトです。

我々は自由で高度な文字処理環境の実現を目指し、

• アーキテクチャの研究
• 基盤システム・アプリケーションの開発
• 文字データ・オントロジーの整備・開発

News

• 産総研の組織改編に伴い m17n.org でのホスティングサービスが終了するため、mailing list の lists.chise.org への移行作業と CVS リポジトリーの git.chise.org への移行作業を行っております。準備が出来次第ご案内致します。(2012-04-11)
• chise.org を取得しました。
• CHISE-base 0.25, CHISE-core 0.25 を release しました。
• XEmacs CHISE 0.25 (大河原) を release しました。
• qwikWeb サイト を試験的に立ち上げました。

Sub Projects

CHISEプロジェクトは、以下のようなサブプロジェクトの集合体です。

• 文字知識データベースに基づく文字処理アーキテクチャの開発
  • libchise
  • XEmacs CHISE
  • Ruby/CHISE
  • Perl/CHISE
    • chise_swig_perl
• Concord: プロトタイプ型オブジェクト・データベース・エンジンの開発
• EsT: Concord に基づく構造データ用 Wiki の開発
• TopicMapsによる文字知識データベース・システムの開発
• 文字に関するさまざまな知識のデータベース化
  • 漢字構造情報データベース
  • CHISE-IDS 漢字検索
  • 異体字・類字データベース
    • CHISE漢字連環図
  • グリフ・字形情報の統合と合成
  • makettf
• 文字知識情報の数理的解析と可視化
• Ω/CHISE : 文字データベースと連携した組版システム
• CHISE-core / CHISE-base: 統合パッケージ・インストーラーの開発
• CHISE-wiki の開発

Download

配布パッケージ等

CVS Repositories

/cvs/chise

[注意]

産総研の組織改編に伴い、cvs.m17n.org は2012年4月30日で停止します。 これに伴い、CHISE project の CVS リポジトリは下記の Git リポジトリに移行中です。

Git Repositories

• Gitweb

git コマンドを使󠄁ってソースコードを clone したい場合、

% git clone http://git.chise.org/git/chise/<リポジトリ名>.git

[例]

% git clone http://git.chise.org/git/chise/chise-base.git

Mailing Lists

CHISE Project に関する議論等は CHISE-{ja|en} mailing list で行っています。

CHISE Project の開発に参加したい方、CHISE Project 実装を使ってみたい方、 CHISE Project 実装についての質問・要望、その他 CHISE Project に関する議論に参加したい方をお待ちしています。

CHISE mailing list に参加希望の方は

• 日本語用
• 英語用

また、“qwikWeb”というメーリングリストと Wiki を組み合わせたコミュニケーションシステムも用意しています：

• 日本語用

文書・発表等

• XEmacs CHISE 関連
• 文字知識情報の数理的解析と可視化関連
• グリフ・字形情報の統合と合成関連

• 「次世代多言語処理系の モデルおよび実装の開発」 (1999年10月)
• Christian Wittern , “Non-system characters in XML documents”, 「アジア情報学のフロンティア」 （全国文献・情報センター人文社会科学学術セミナーシリーズ No.10）, 2000年11月
• 守岡知彦、 「UTF-2000 プロジェクト」、 「漢字と情報」No.2, 2001年3月
• MORIOKA Tomohiko, “知世 project — beyond the UTF-2000”, m17n2001: the Fifth International Symposium on Multilingual Information Processing and Open Source Software .
• MORIOKA Tomohiko, “A Short Introduction to UTF-2000 Project”, the First TEI Character Set Issues Working Group (October 2001, University of California, Berkeley, USA).
• クリスティアン・ウィッテルン 「電子化とは何か？」 「漢字と情報」No.3, 2001年10月
• 師 茂樹 「ポスト文字コードの意義」 「漢字と情報」No.3, 2001年10月
• Christian Wittern , “Some thoughts on the digitization of Kanji”, 「人文社会情報と IT」 （全国文献・情報センター人文社会科学学術セミナーシリーズ No.11）, 2001年11月
• 師 茂樹 「ソフトウェアレビュー CHISEプロジェクト」、 『漢字文献情報処理研究』第3号、 好文出版、2002年10月
• 守岡 知彦、 「ポスト文字コード時代の文書処理技術に関する展望」、 「データベースの活用と人文社会科学」 （全国文献・情報センター人文社会科学学術セミナーシリーズ No.12）, 2002年11月
• 師 茂樹 「CHISEプロジェクトが提案する新しい文字のモデル」 大阪外国語大学・科学研究費『多言語同時処理』プロジェクト第1回研究会 「文字符号と多言語同時処理」、2002年12月6日、千里ライフサイエンスセンタービル
• 師 茂樹 「CHISEとは何ではないか」、 漢字文献情報処理研究会第5回大会、 2002年12月7日（土）、花園大学
• 師 茂樹 「Chaonモデルの過去・現在・未来」 （CHISE Symposium 2003 2003年3月15日（土）、 IPA特別会議室） レジュメその1（PDF）、 レジュメその2（PDF）
• 守岡知彦, 師 茂樹 「文字素性に基づく文字処理」 『情報処理学会研究報告』Vol. 2004, No. 58 (2004-CH-62)、 2004年5月、pp. 53-60）
• 守岡知彦. “Character Processing Based on Character Ontology.”（日中共同シンポジウム「漢字文獻資料庫的新技術」、2005年1月22日、北京・湖北大厦）

関連イベント

• 人文情報学シンポジウム — キャラクター・データベース・共同行為 —, 2007年3月2日(金)〜3日(土) @ 京都市国際交流会館 第２会議室
• CodeFest 京都 2005, 2005年10月14日(金) 〜 15日(土)
• CHISE Conference 2005, 2005年10月13日(木)〜14日(金)
• シンポジウム「文字情報処理のフロンティア: 過去・現在・未来」, 2004年6月9日(水)
• 「書体・組版ワークショップ」, 2003年11月28日(金)〜29日(土) @ 京都市国際交流会館
• CHISE Symposium 2003, 2003年3月15日（土） @ IPA特別会議室

歴史

このプロジェクトは、2001年度 「未踏ソフトウェア創造事業」の助成を受けました。