1 -*- Mode: outline -*- Coding: euc-jp -*-
5 ここではXEmacs/CHISEで作成した書を/CHISEでPDFにできるようにす
6 るために必要な手順を介します。インストールが了すれば付属のtest.tex
9 # test.tex をPDFで見れても特にうれしくはないのですが。(^^;;
11 * なお、現在もCVSにはperl 5.6用のスクリプト(inCHISE-5.6)をしてい
12 ますが、perl 5.6用のスクリプトはメインテナンスしていません。ご注
15 必要な手順は次の通りです。ruby/CHISEに存しているがありますので、
16 あらかじめruby/CHISEをインストールしておいて下さい。
18 1. Chise_utils.pm をインストール(要 BerkeleyDB.pm)
19 2. CHISE DB に /CHISE が利用する情報を加える。
21 b. ruby/CHISE を利用して ids, ids-decomposed, ids-aggregated とids の
23 d. CHISE DB にAdobe CID情報を付け加える
24 3. フォントメトリックファイルのインストール
25 4. pfaedit, t1asm のインストール
34 なお、Mac OS X 上で fink を利用している場合のインストール法は
35 INSTALL-MacOS-X.txt.ja にありますので、そちらもご参照下さい。
37 * 1. Chise_utils.pm をインストール(要 BerkeleyDB.pm)
43 * 2. CHISE DB に /CHISE が利用する情報を加える。
45 なるべく簡単にインストール出来るようにするため、tar アーカイブを備
46 しています。CHISE DB がしいディレクトリ構造
47 (/usr/local/lib/chise/chise-db/character/ など)の場合、次の法で
48 インストールできます。ファイルを上書きしてしまいますのでご注下さい。
50 * ここでインストールされる情報はある時点でしか整合性がないものですの
51 で、問題がある場合は、次の節を参考にアーカイブを利用せずにCHISE DB
55 $ wget http://www.jokoji.jp/chise/omega-chise-supportdb-20031209.tar.gz
56 $ tar xvzf omega-chise-supportdb-20031209.tar.gz -C /usr/local/lib/chise
58 これで CHISE DB に IDS の逆引きデータベースなどと vnd-adobe-cid の
61 前の形式のデータベースの場合は、手でファイルを移動する必要がありま
65 $ wget http://www.jokoji.jp/chise/omega-chise-supportdb-20031209.tar.gz
66 $ tar xvzf omega-chise-supportdb-20031209.tar.gz -C $TMPDIR
67 $ cd $TEMPDIR/chise-db/character
68 $ cp feature/* /usr/local/lib/chise/char-db/system-char-id/
69 $ cp by_feature/* /usr/local/lib/chise/char-db/
71 ** tar アーカイブを利用せずに CHISE DB に情報を加えるには、次の a, b, c の手順を行って下さい。
73 *** a. ruby/CHISEのインストール
77 * ruby/CHISE のドキュメントを参照して下さい。
79 *** b. ruby/CHISE を利用して ids, ids-decomposed, ids-aggregated と ids の逆引きDBを作成
81 $ cd $RUBY_CHISE_DIR/tools
88 db.make_ids_aggregated
89 db.make_ids_decomposed
93 *** c. CHISE DB にAdobe CID情報を付け加える
95 付属の add_adobecid.pl をって CHISE DB に情報を加えます。
96 必要なファイルは Adobe Reader や Adobe Acrobat などに付属の CMap ファ
97 イル(UniGB-UCS2-H, UniCNS-UCS2-H,UniJIS-UTF16-H,UniKS-UCS2-H)です。
99 つのファイルに対して add_adobecid.pl を行します。
101 $ perl add_adobecid.pl $CMAP_DIR/UniGB-UCS2-H $CHISEDB_DIR
102 $ perl add_adobecid.pl $CMAP_DIR/UniCNS-UCS2-H $CHISEDB_DIR
103 $ perl add_adobecid.pl $CMAP_DIR/UniJIS-UTF16-H $CHISEDB_DIR
104 $ perl add_adobecid.pl $CMAP_DIR/UniKS-UCS2-H $CHISEDB_DIR
106 * $CMAP_DIR は上の CMap ファイルのあるディレクトリ
108 * $CHISEDB_DIR は /usr/local/lib/chise/db など CHISE の字データベー
111 * 3. フォントメトリックファイルのインストール
113 omega-chise-texmf-0.2.20031209.tar.gz をってきて展開する。ファイル
114 が上書きされてしまうかもしれないので、内容をして下さい。
116 ex) $TEXMF が /usr/local/share/texmf の場合
117 $ wget http://www.jokoji.jp/chise/omega-chise-texmf-0.2.20031209.tar.gz
118 $ tar xvzf omega-chise-texmf-0.2.20031209.tar.gz -C /usr/local/share
120 * 必要ならこの後 mktexlsr を行して下さい。
122 * 4. pfaedit, t1asm などのインストール
124 1) Debian (woody) の場合
126 # apt-get install t1utils
127 # apt-get install pfaedit
132 1. $TEXMF が /usr/local/share/texmf
133 2. /CHISE のデータキャッシュ用のディレクトリが /usr/local/lib/chise/omega
134 です。これと同じ場合はをする必要はありません。3. の inCHISE
135 のスクリプト埋めみオプションだけをご参照下さい。
137 ** 1. $TEXMF が /usr/local/share/texmf の場合
139 chise.sty と makefonts.pl のをする必要があります。
141 *** $TEXMF/omega/lambda/local/chise/chise.sty
143 chise.sty の中のOCPファイルの場をすべて正しいに書きえて
144 下さい。/usr/local/share/texmf/omega/ocp/local/chise を全てする
147 * これは、OCPファイルをフルパスで指しないとができないこ
148 とによるものです。来は不要になるかもしれません。
150 また、makefonts.pl の中の $cleanup_script をご下さい。
151 $cleanup_script は pfaedit が利用するスクリプト(svg2t1.pfe)の
152 を指しています。必要があれば指して下さい。
154 * $TEXMF が /usr/share/texmf や /sw/share/texmf の場合はしなくて
157 ** 2. /CHISE のデータキャッシュ用のディレクトリが /usr/local/lib/chise/omega ではない場合
159 /CHISE のデータキャッシュ用のディレクトリは Chise_utils.pm で指
162 1. でインストールした Chise_utils.pm の中の $omegadb_path をして
165 * なおこのディレクトリにIDSのデータやグリフデータをキャッシュするの
166 で、書きみ限が必要です。パーミッションをして下さい。
168 ** 3. inCHISE のスクリプト埋めみオプション
170 inCHISE には、のがないと思われる、スクリプト埋めみのオプ
171 ションがあります。必要があればして下さい。
173 $opt_order{Multi}← Multifont 内で用するフォントの優先順を
174 指します。c, g, j, k, G, H, C を優先順のい
175 から順に「jGcgkHC」のような形で並べます。全てを
176 指する必要はなく「jG」などの形も可能です。
190 大字のオプションは、埋めみ用のフォントが必要
193 $opt_allow_unify← unify をします。果として字形がわることが
194 あるので、用には注が必要です。nify をす時は
195 「1」を、unify をさせないようにする時は「0」を指
198 $opt_protrude ← 禁則をぶら下がりにするかどうかの指です。ぶら下
199 がりにする時は「1」を、ぶら下がりをしない時は「0」
204 $TEXMF/dvipdfm/CMap にリンクをはるなどして CMap を dvipdfmx でえる
208 ln -s $ADOBE_READER_CMAP_DIR/* $TEXMF/dvipdfm/CMap/
220 * cdp.map は Identity-H という CMap を利用するになっていますが、
221 手元の dvipdfmx では「Adobe-Identity-UCS2」を見に行ってしまいます。
224 $ cd $TEXMF/dvipdfm/CMap
225 $ ln -s Identity-H Adobe-Identity-UCS2
229 * gt.map, hzk.map, cdp.map は必ずしも必要ではありません。
231 * chise.map は KAGE サーバからグリフをもらって来る時に必要です。
233 * Mac OS X などでヒラギノのフォントを利用する時は「mulambda.map」の
234 代わりに「mulambda-hiragino.map」を指して下さい。embed をさせな
235 いようにする時は「mulambda-hiragino-noembed.map」を御利用下さい。
242 # chise.sty には次の三つのオプションがあります。
244 # 1. ファイルを保存した時のコーディングシステム(必須)
245 # utf8cns, utf8gb, utf8jis, utf8ks, utf8mcs のいずれか。
247 # 2. 書全体にデフォールトで用するフォントの種
248 # cnsfont, gbfont, jisfont, ksfont, multifont のいずれか。
250 # 指しなければラテン字用のフォントがデフォールトになります。
252 # なお、後の「multifont」は、CNS, GB, JIS, KS のフォントのいず
253 # れかにグリフがあればそれを用するというです。ここで指し
254 # なくても \begin{Multifont}…\end{Multifont} や \multifont{} を
257 # また優先順を指することも出来ます。上の「スクリプトの移動
260 # 3. KAGE サーバを利用するかどうか(kage)
262 # 指しなければ、KAGE を呼びません。
269 * GT, HZK, CDP をう時はTTFをdvipdfmxが見付けられるにいて下さい。
270 何故か私のではこれらのフォントは、カレントディレクトリにないと
274 これで PDF ファイルが出来上がっているはずです。